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Interstage Application Server MessageQueueDirector説明書
Interstage

7.3.1 mqdsetup (環境を作成する)

機能説明

MQDのシステム環境を新規に作成するコマンドです。

入力形式

mqdsetup  [-s sysname] -f filename [-g mqdusers] [ {-n | -p} ]

mqdsetup  [-s sysname] -f filename [-g mqdusers]

パラメタ

-s sysname

作成するMQDのシステム環境の名前(MQDシステム名)を指定します。MQDシステム名は“MQD”で始まる8文字以内の英数字とアンダースコアで指定します。英字の大文字と小文字の区別はされません。英小文字は英大文字として扱われます。このパラメタを省略した場合、MQDシステム名は“MQD001”となります。

-f filename

MQD環境定義ファイルのファイル名を指定します。

-g mqdusers


MQD利用者グループ名またはMQDを利用するユーザ名を指定します。このパラメタを省略した場合、AdministratorsローカルグループのユーザだけがMQDを運用できます。


MQD利用者グループ名を指定します。イベントチャネル連携サービスを使用する場合は、MQD利用者グループとInterstage運用グループを同一にしてください。このパラメタを省略した場合、MQD利用者グループ名はInterstage運用グループ名となります。


{-n|-p}

MQDの起動形態を指定します。このパラメタを省略した場合は、MQDのサービスの起動も行われます。未反映のサービス定義の反映は行われません。

-n: 未反映のサービス定義を反映してからMQDのサービスを起動する
-p: MQDのサービスを起動しない

このパラメタで設定したMQDの起動形態は、以下のいずれかの場合に有効となります。

  • Windows®の[サービス]画面のスタートアップパラメタに何も指定せずにMQDを起動した場合

  • Windows®のサービスの[スタートアップ]画面でスタートアップの種類に“自動”を設定し、Windows®のシステム起動時にMQDを起動した場合

注意事項

使用例

MQD環境定義ファイル名 mqdenv.def、MQD利用者グループ名 mqdusers、MQDシステム名 MQD001 でMQDシステムを作成します。

mqdsetup  -f mqdenv.def -g mqdusers