機能説明
MQDのシステム環境を削除するコマンドです。メッセージキュー上に未処理のメッセージがない、かつ、拡張機能の各種サービス環境がない場合に削除できます。どちらかが存在する場合は、cオプションを指定して強制的に削除することもできます。
本コマンド実行時には、コマンドの実行を再確認するための問合せが行われます。
入力形式
mqdunsetup [-s sysname] [-c]
パラメタ
削除するMQDのシステム環境の名前(MQDシステム名)を指定します。このパラメタを省略した場合、MQDシステム名は“MQD001”となります。
未処理のメッセージおよび拡張機能のサービス環境があっても、MQDのシステム環境を強制的に削除する場合に指定します。拡張機能のサービス環境は削除され、未処理のメッセージは消失します。
注意事項
本コマンドは、スーパユーザだけが実行できます。
本コマンドは、該当のMQDシステムが停止している状態で実行してください。
メッセージ格納ファイルとしてデータベースを使用する場合、本コマンドと“7.3.1 mqdsetup (環境を作成する)”を実行するユーザは同じユーザにしてください。異なるユーザで実行した場合は、正常に削除できずに環境が残ることがあります。
メッセージ格納ファイルとしてデータベースを使用する場合、ターミナルサービス経由でコマンドを実行することはできません。コンソールからコマンドを実行してください。
使用例
MQDシステム名 MQD001 を削除します。
mqdunsetup