ここでは、DTD読込みで発生するDTD読込みのメッセージについて説明します。
警告・エラー発生時の注意事項
DTD読込みでエラーが発生した場合、エラー情報が表示され、エラー情報がログファイルに出力されます。ログファイルを参照して、内容を確認してください。ログファイルは、Formatmanagerクライアントのデータベース格納先フォルダに、“FXLerror.log”という名称で作成します。データベース格納先フォルダについては、“ISI Studioヘルプ”の“定義を操作する”の“ISIプロジェクトのプロパティを設定する”を参照してください。エラー情報は、DTD読込みのメッセージ一覧を参照してください。
DTD読込みでワーニングが発生した場合、ワーニング情報がログファイルに出力されます。ログファイルを参照して、内容を確認してください。ワーニング情報は、DTD読込みのメッセージ一覧を参照してください。
ログファイルは、DTD読込みを実行するたびに古いログファイルを削除し、新たに出力します。
ただし、読込みが正常に終了した場合には、出力しません。
DTD読込みのメッセージ一覧
要素型宣言内に'+'または'*'が記述されました。記述されていないものとみなします。
要素名=%1 演算子=%2
メッセージ種別
警告
意味/対処方法
要素名%1の要素型宣言において%2の演算子(“*”または“+”)が使用されていましたが、演算子がなかったものとして処理します。 [一般フォーマット登録]画面にて該当する項目を確認してください。
%1:要素内容に“+”または“*”が記述された要素型宣言の要素名
%2:“+”または“*”
入力されたフラット名称と入力ファイル内の文書型宣言に記述されたルート要素名が一致しません。
フラット名称=%1 要素名=%2
メッセージ種別
警告
意味/対処方法
入力されたフラット名称と入力ファイル中の文書型宣言に記述されたルート要素名が一致しません。DTDファイルを確認してください。
%1:入力されたフラット名称
%2:文書型宣言に記述されたルート要素名
要素型宣言内の要素内容に”EMPTY”が記述されました。
要素名=%1
メッセージ種別
警告
意味/対処方法
要素名%1の要素型宣言においてEMPTYが宣言されているため、X属性1桁として処理します。[一般フォーマット登録]画面にて該当する項目を確認してください。
%1:要素内容に“EMPTY”が記述された要素型宣言の要素名
入力ファイルに再帰的な要素型宣言が記述されました。
要素名=%1
メッセージ種別
警告
意味/対処方法
要素名%1の要素型宣言において再帰的な宣言がされており、この要素は処理されません。[一般フォーマット登録]画面にて該当する項目を確認してください。
%1:再帰的な記述のされた要素型宣言の要素名
入力ファイルのオープンに失敗しました。
入力ファイル名=%1
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
DTDファイルのオープンに失敗しました。DTDファイルを確認してください。
%1:エラーになった入力ファイル名
入力ファイルの読込みに失敗しました。
入力ファイル名=%1
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
DTDファイルの読込みに失敗しました。DTDファイルを確認してください。
%1:エラーになった入力ファイル名
解析結果ファイルのオープンに失敗しました。
解析結果ファイル名=%1
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
出力ファイルのオープンに失敗しました。FEDIT/FL-XMLのインストールディレクトリの権限/空き容量を確認してください。
%1:エラーになった解析結果ファイル名
解析結果ファイルの書込みに失敗しました。
解析結果ファイル名=%1
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
出力ファイルの書込みに失敗しました。FEDIT/FL-XMLのインストールディレクトリの権限/空き容量を確認してください。
%1:エラーになった解析結果ファイル名
入力ファイルに未サポートの文字コードが使用されました。
エンコーディング名=%1
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
入力ファイルに未サポートの文字コード%1が宣言されています。DTDファイルを確認してください。
%1:XML宣言またはテキスト宣言に記述されたエンコーディング名
入力ファイルに記述されたエンコーディング名と実際の文字コードが一致しません。
エンコーディング名=%1
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
宣言されているエンコーディング名%1とDTDファイルの文字コードが違います。DTDファイルを確認してください。
%1:XML宣言またはテキスト宣言に記述されたエンコーディング名
入力ファイルに未サポートのXMLバージョンが記述されました。
バージョン=%1
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
入力ファイルに未サポートのXMLバージョン%1が宣言されています。XMLバージョンが1.0かどうかDTDファイルを確認してください。
%1:XML宣言またはテキスト宣言に記述されたXMLバージョン値
入力されたフラット名称の要素型宣言が入力ファイルに存在しません。
フラット名称=%1
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
指定されたフラット名称%1がDTDファイル内で宣言されていません。DTDファイルを確認してください。
%1:入力されたフラット名称
入力ファイルに同じ要素名についての要素型宣言が複数あります。
要素名=%1
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
要素名%1の要素型宣言が複数あります。DTDファイルを確認してください。
%1:宣言が複数ある要素名
入力ファイルに文書型宣言が存在しません。
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
XML宣言を含むDTDファイルに文書型宣言が見つかりません。DTDファイルを確認してください。
複数ファイルにまたがったDTDは未サポートです。
code=%1
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
複数のファイルにまたがるDTDファイルが指定されました。DTDファイルを確認してください。
%1:エラーコード
集団項目数の合計が最大数を超えました。
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
集団項目の数が最大数を超えました。DTDファイルを確認してください。
要素のネストレベルが最大数を超えました。
要素名=%1
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
要素名%1のネストレベルが最大数を超えました。DTDファイルを確認してください。
%1:最大数を超えた要素名
要素名の長さが最大長を超えました。
要素名=%1
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
要素名%1の長さが最大長を超えました。DTDファイルを確認してください。
%1:最大長を超えた要素名
"#PCDATA" が不正な箇所に現れました。
要素名=%1
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
要素名%1の定義において"#PCDATA"が不正な場所に現れました。DTDファイルを確認してください。
%1:"#PCDATA"が不正に現れた要素名
宣言されていないパラメタ実体に対して実体参照が行われました。
実体名=%1
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
宣言されていないパラメタ実体%1に対して参照が行われました。DTDファイルを確認してください。
%1:宣言されていないパラメタ実体名
入力ファイルの文字コードの変換に失敗しました。
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
DTDファイルの文字コード変換に失敗しました。
DTDファイルを確認してください。
入力ファイルの解析に失敗しました。
code1=%1 code2=%2
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
DTDファイルの解析に失敗しました。DTDファイルを確認してください。
%1:エラーコード1
%2:エラーコード2
属性名の長さが最大長を超えました。
属性名=%1
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
属性名%1の長さが最大長を超えました。DTDファイルを確認してください。
%1:最大長を超えた属性名
メモリの獲得に失敗しました。
code1=%1 code2=%2
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
メモリ不足が発生しました。ほかのアプリケーションを終了させるなどして、利用できるメモリを確保したあとに再度実行してください。
%1:エラーコード1
%2:エラーコード2
入力ファイル読込み時のメモリ獲得に失敗しました。
入力ファイル名=%1 code1=%2
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
DTDファイルの読込み時にメモリ不足が発生しました。ほかのアプリケーションを終了させるなどして、利用できるメモリを確保したあとに再度実行してください。
%1:DTDファイル
%2:エラーコード
システムエラーが発生しました。
code1=%1 code2=%2 code3=%3
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
システムエラーが発生しました。code1、code2、code3を控えて、“第1章 技術員連絡の前に”を参照して対処してください。
%1:エラーコード1
%2:エラーコード2
%3:エラーコード3
予期せぬエラーが発生しました。
code1=%1 code2=%2 code3=%3
メッセージ種別
エラー
意味/対処方法
予期しないエラーが発生しました。code1、code2、code3を控えて、“第1章 技術員連絡の前に”を参照して対処してください。
%1:エラーコード1
%2:エラーコード2
%3:エラーコード3