Systemwalker Centric Managerで、スケーラブルモデルの業務サーバへ、資源を適用する場合のスケジュール運用について説明します。
資源の適用と振り分けサーバのInterstage Traffic Directorへの業務サーバの切り離し、組み込み操作は、資源配付機能により順次行われます。資源配付機能による、ローリングアップデートでは、アップグレード前と、アップグレード後を並行して運用できるような場合にのみ適用可能となります。
資源配付によるローリングアップデートの作業イメージを以下に示します。
メンテナンス作業は、スケーラブルモデルを構成する、個々のサーバを業務から切り離して行います。
次に、切り離した業務サーバに対して、メンテナンス作業を実施します。その後、振り分けサーバのInterstage Traffic Directorに対して組み込みのジョブを行い、1台の業務サーバのメンテナンスが完了します。
1台の業務サーバの作業が完了したあとに、次の業務サーバを切り離します。
このように作業時間をずらして行うことで、業務全体を止めずに運用することができます。