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Systemwalker Interstage 運用管理ガイド スケーラブル運用
Systemwalker

3.1.1 資源の配付

Systemwalker Centric Managerの資源配付機能を利用して、メンテナンス資源を作成・配付する方法を説明します。

配付する資源は“個別メンテナンス版数”として登録します。

メンテナンス時間までに各業務サーバへ資源を配付し、メンテナンス時間に業務サーバを振り分けサーバから1つずつ切り離し、保守(資源の適用)を行い、完了後振り分けサーバに組み込みます。

この作業を、Systemwalker Centric Managerの資源配付機能で、それぞれの業務サーバへ資源を配付時に振り分けサーバのInterstage Traffic Directorを制御して、順次適用することにより、業務を止めずにメンテナンスが可能となります。

以下に、スケーラブルモデルでのシステム構成について説明します。

備考.

1台の業務サーバが、複数の振り分けサーバから負荷分散対象に設定されている環境は対象外です。

ソフトウェア条件

注)

Interstage Traffic Directorのシャットダウン制御コマンド(nsstateコマンド)および管理コンソールは、振り分けサーバにインストールしたInterstage Traffic Directorのインストールディスクを使ってインストールしてください。インストール方法については、Interstage Traffic Directorのマニュアルを参照してください。


Systemwalker Centric Managerで、スケーラブル運用している場合の資源配付の画面イメージを以下に示します。

メンテナンス対象の資源を個別メンテナンス版数として登録します。

登録した資源は、スケーラブルモデルを構成する、それぞれの業務サーバに配付します。

業務を停止しない、または停止時間を最小にするために、資源の配付と資源の適用を分けて行います。

はじめに、Systemwalker Centric Managerの資源配付機能で、各業務サーバへ資源の配付を行います。

資源の適用は、Systemwalker Centric Managerの資源配付機能で、管理者の指示により順次行います。