ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Interstage 運用管理ガイド スケーラブル運用
Systemwalker

3.1 ローリングアップデート(資源配付)

業務を止めずにメンテナンス作業を実施する方法を説明します。

まず、Systemwalker Centric Managerの資源配付機能を利用して、スケーラブルモデルを構成するすべてのサーバにメンテナンス資源を作成・配付します。

次に、時間をずらして業務アプリケーションの修正や定義データを順次適用します。

メンテナンス対象として、以下のような資源があります。

資源

種類

コンポーネントトランザクションサービスの環境定義ファイル

Interstage Application Serverのコンポーネントトランザクションサービスの環境定義ファイル

インタフェース定義情報の移出ファイル(IDL定義ファイル)

サーバアプリケーションのインタフェースの情報ファイル

ワークユニット定義ファイル

ワークユニットの定義ファイル。サーバアプリケーションの運用方法などの定義

サーバアプリケーションファイル

ユーザが作成したサーバアプリケーションファイル

WWWサーバの環境定義ファイル

WWWサーバの動作環境を定義するファイル

セキュリティパッチ

Webサーバ製品(IISなど)が提供する修正データ

業務資源

cgi、htmlファイルなど


ここでは、Systemwalker Centric Managerの資源配付機能を利用して、メンテナンス資源の作成・配付から適用まで、すべてを行う方法を説明します。

本機能は、Interstage Traffic Director V6.0L10/6.0以降との組み合わせで使用可能です。

注意

Linux for Itanium版では、ローリングアップデートは使用できません。