スケーラブルモデルの業務監視について説明します。
稼働状態の監視をすることができます。
[Systemwalkerコンソール]で、スケーラブル運用されているワークユニットを、1つの業務として表示することができます。
以下に、スケーラブルモデルでの業務監視を行う場合のシステム構成について説明します。
ソフトウェア条件
以下のサーバに、それぞれの製品を導入してください。
運用管理サーバ
Systemwalker Centric Manager(運用管理サーバ)
アプリケーションサーバ(スケーラブルモデル)
Systemwalker Centric Manager(業務サーバ(エージェントライセンス))
振り分けサーバ
Systemwalker Centric Manager(業務サーバ(エージェントライセンス))
Interstage Traffic Director
運用管理クライアント
Systemwalker Centric Manager(運用管理クライアント)
業務の監視
スケーラブルモデルを構成する個々の業務サーバで動作する業務アプリケーション(ワークユニット)を、グルーピングして監視することで、1つの業務として見えます。
上の図では、経理業務の東京本社を監視しています。
このように、実際には複数台で運用している業務サーバを、1台の業務サーバとして監視することができます。
スケーラブルモデルを構成している業務サーバを、個別に確認する場合は、東京本社を選択します。
異常(メッセージ)監視
異常(メッセージ)が発生すると、業務アイコンが点灯します。
点灯したアイコンを選択すると、異常が発生した資源と、異常メッセージが確認できます。
上の図は、実際にスケーラブルモデルを構成している、個々のサーバを監視している画面です。
ここでは、A-SV、B-SV、A-WWW、およびB-WWWに異常があることがわかります。