“4.1.3 セットアップコマンドの実行”で、セットアップコマンドが生成し登録したワークユニット定義ファイルを、更新します。更新するワークユニット定義ファイルについては“4.1.3.2 ワークユニット定義ファイル”を参照してください。
配置したすべてのコマンドやスクリプトで共通の環境変数として、以下の環境変数がないかどうかを確認します。
コマンドやスクリプトの格納先パス
コマンドやスクリプトが動作するために必要なPATH環境変数
コマンドやスクリプトが動作するために必要なLD_LIBRARY_PATH環境変数
コマンドやスクリプトが動作するために必要なCLASSPATH環境変数
コマンドやスクリプトが動作するために必要なその他の環境変数
コマンドやスクリプトの格納先パス
コマンドやスクリプトが動作するために必要なPATH環境変数
コマンドやスクリプトが動作するために必要なCLASSPATH環境変数
コマンドやスクリプトが動作するために必要なその他の環境変数
すべてのコマンドやスクリプトで共通の環境変数がある場合は、以下の説明のとおりワークユニット定義ファイルの定義項目を更新します。
以下に示す項目以外の項目は編集しないでください。ワークユニット定義ファイルの詳細は、“付録B バッチワークユニットの設定”を参照してください。
コマンドやスクリプトの格納先パスをPATH環境変数に設定
コマンドやスクリプトを格納したパスをPATH環境変数に設定します。
設定したパスは、アプリケーションが動作するプロセス内のPATH環境変数の値になります。
ワークユニット定義ファイルの項目は、以下のとおりです。
詳細は、バッチワークユニットの設定の“B.2.2.3 Path for Application:アプリケーション使用パス”を参照してください。
独自で作成したコマンドやスクリプトの配置場所は、任意のパスに配置可能ですが、分散すればそれだけのパスを、バッチワークユニットに設定する必要があります。
したがって、1つの場所に格納しておくことで、コマンドやスクリプトの管理や保守が容易になります。
本定義項目には、/usr/sbin などシステム管理者(スーパユーザ)が使用するコマンドやスクリプトが格納されているパスは設定しないでください。
コマンドやスクリプトが動作するために必要なPATH環境変数の設定
コマンドやスクリプトが動作するために必要なパスを設定します。
設定したパスは、アプリケーションが動作するプロセス内のPATH環境変数の値になります。
ワークユニット定義ファイルの項目は、以下のとおりです。
コマンドやスクリプトが動作するために必要なLD_LIBRARY_PATH環境変数の設定
実行するコマンドやスクリプト自身が、動作するのに必要なライブラリパスを設定します。
設定したライブラリパスは、アプリケーションが動作するプロセス内のLD_LIBRARY_PATH環境変数の値になります。
ワークユニット定義ファイルの項目は、以下のとおりです。
コマンドやスクリプトが動作するために必要なCLASSPATH環境変数の設定
実行するコマンドやスクリプト自身が、動作するのに必要なクラスパスを設定します。
設定したクラスパスは、アプリケーションが動作するプロセス内のCLASSPATH環境変数の値になります。
ワークユニット定義ファイルの項目は、以下のとおりです。
コマンドやスクリプトが動作するために必要なその他の環境変数の設定
実行するコマンドやスクリプト自身が、動作するのに必要な各種環境変数を設定することができます。
“付録A 環境変数の設定指針”をもとに設定する環境変数を決めてください。
設定した各種環境変数は、バッチワークユニットの環境変数をベースに、上書き設定されます。
ワークユニット定義ファイルの項目は、以下のとおりです。
ワークユニット定義ファイルの編集で、「コマンドやスクリプトが動作するために必要なLD_LIBRARY_PATH環境変数の設定」を追加する例を以下に示します。(太字部分が編集した部分です。)
[WORK UNIT] |
[WORK UNIT] |
[WORK UNIT] |
LD_LIBRARY_PATH環境変数は、Windows(R)ではPATH環境変数になります。