■本書の目的
本書では、Systemwalker Service Quality Coordinatorのインストール及び性能情報の収集、格納からコンソールへの表示までの手順を説明しています。
■本書の読者
本書は、Systemwalker Service Quality Coordinatorを導入される方、およびSystemwalker Operation Managerの運用設計をされる方を対象としています。
また、本書を読む場合、OSやGUIの一般的な操作、およびTCP/IPやSMTPなどの一般的な知識をご理解の上でお読みください。
■本製品のマニュアル体系
Systemwalker Service Quality Coordinatorのマニュアル構成は以下です。
Systemwalker Service Quality Coordinator 解説書
機能の概要について説明しています。
Systemwalker Service Quality Coordinator 導入手引書
インストール、セットアップについて説明しています。
Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書
機能の使用方法について説明しています。
Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(コンソール編)
機能の使用方法のうち、画面の使用に関する説明をしています。
Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(ダッシュボード編)
ダッシュボード機能の使用方法を説明しています。
Systemwalker Service Quality Coordinator リファレンスマニュアル
コマンド、データフォーマット、メッセージ等について説明しています。
Systemwalker Service Quality Coordinator トラブルシューティングガイド
トラブルの対処方法について説明しています。
Systemwalker Service Quality Coordinator Web利用状況管理編
本製品の提供する機能のうち、Web利用状況分析機能、Webコンテンツの改ざん監視機能について説明しています。
Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(Systemwalker共通ユーザー管理/Systemwalkerシングル・サインオン編)
Systemwalker共通ユーザー管理/Systemwalkerシングル・サインオン機能を使用してSystemwalker Service Quality Coordinatorを利用する場合の導入方法および使用方法について説明しています。
Systemwalker 共通ユーザー管理/Systemwalker シングル・サインオン使用手引書
Systemwalker共通ユーザー管理/Systemwalkerシングル・サインオンの導入方法について説明しています。
Systemwalker共通マニュアルです。
Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(Systemwalker Centric Manager業務サーバ Agentバンドル編)
Systemwalker Centric Managerの業務サーバにバンドルされた、Systemwalker Service Quality CoordinatorのAgentの使用方法について説明しています。
Systemwalker Service Quality Coordinator 用語集
Systemwalker Service Quality Coordinatorの用語について説明しています。
■本書の構成
本書は、以下の構成になっています。
Systemwalker Service Quality Coordinatorを導入し、運用するための設計時の注意等について説明します。
Systemwalker Service Quality Coordinatorのインストールに必要なハードウェア環境と、性能データベース容量の見積もりについて説明しています。
Systemwalker Service Quality Coordinatorの各種導入手順を説明しています。
Systemwalker Service Quality CoordinatorのPull運用での各種導入手順を説明しています。
通信環境のセットアップ手順を説明しています。
現在導入している環境から、他の環境へ移行する場合の手順を説明しています。
Systemwalker Service Quality Coordinatorの旧バージョンから新バージョンに、アップグレードを行う場合の手順を説明しています。
Systemwalker Service Quality Coordinatorの各バージョンとの混在運用について説明しています。
アンインストール手順を説明しています。
Systemwalker Service Quality Coordinatorをバージョンアップするときの非互換項目について説明します。
セットアップ時に使用するポリシーコマンドと、起動するプロセスの説明を記載しています。
■本書の位置づけ
本書は、Systemwalker Service Quality Coordinatorの共通マニュアルです。本書は、以下の製品のWindows版/Solaris版/Linux版に対応しています。
Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V13.5.0
Systemwalker Service Quality Coordinator Standard Edition V13.5.0
■略語表記について
Microsoft(R) Windows NT(R) Server network operating system Version 4.0およびMicrosoft(R) Windows NT(R) Workstation operating system Version 4.0を"Windows NT(R)"と表記します。
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Professional operating system、Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server operating systemおよびMicrosoft(R) Windows(R) 2000 Advanced Server operating systemを"Windows(R) 2000"と表記します。
Microsoft(R) Windows(R) 98 operating systemを"Windows(R) 98"と表記します。
Microsoft(R) Windows(R) XP Professionalを"Windows(R) XP"と表記します。
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 Enterprise Edition、Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 Standard Edition、Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 Web Editionを、 "Windows(R) 2003" と表記します。
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise、Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standardを、 "Windows(R) 2008" と表記します。
Windows Vista(R) Home Basic、Windows Vista(R) Home Premium、Windows Vista(R) Business、Windows Vista(R) Enterprise、Windows Vista(R) Ultimateを"Windows Vista(R)"と表記します。
Windows(R) 7 Home Premium、Windows(R) 7 Professional、Windows(R) 7 Enterprise、Windows(R) 7 Ultimateを"Windows(R) 7"と表記します。
Microsoft(R) SQL Server(TM) を、"SQL Server"と表記します。
Microsoft(R) Cluster Serverを"MSCS"と表記します。
Oracle SolarisはSolaris, Solaris Operating System, Solaris OSと記載することがあります。
Systemwalker Centric Managerを"Centric Manager"と表記します。
Symfoware Serverを"Symfoware"と表記します。
Interstage Application Serverを"Interstage"と表記します。
Oracle Databaseを"Oracle"と表記します。
Systemwalker Resource Coordinatorを"Resource Coordinator"と表記します。
Windows上で動作するSystemwalker Service Quality Coordinatorを"Windows版"と表記します。
Itaniumに対応したWindows上で動作するSystemwalker Service Quality Coordinatorの固有記事を"Windows for Itanium版"と表記します。
Solarisで動作するSystemwalker Service Quality Coordinatorを"Solaris版"と表記します。
Linux上で動作するSystemwalker Service Quality Coordinatorを"Linux版"と表記します。
Itaniumに対応したLinux上で動作するSystemwalker Service Quality Coordinatorの固有記事を"Linux for Itanium版"と表記します。
Solaris版およびLinux版のSystemwalker Service Quality Coordinatorを包括して、"UNIX版"と表記します。
Agent for Server/Agent for Businessの共通記事を"Agent"と表記します。
■本書の表記について
エディションによる固有記事について
本書では、標準仕様である「Systemwalker Service Quality Coordinator Standard Edition」の記事と区別するため、エディションによる固有記事に対して以下の記号をタイトル、または本文につけています。
Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition固有の記事です。
Systemwalker Service Quality Coordinator Standard Edition固有の記事です。
Windows版とUNIX版の固有記事について
本書は、Windows版、UNIX版共通に記事を掲載しています。Windows版のみの記事、UNIX版のみの記事は、以下のように記号をつけて共通の記事と区別しています。
【Windows版】
Windows版固有の記事です。
【UNIX版】
UNIX版固有の記事です。
本文中でSolaris/Linux/AIX/HP-UXの記載が分かれる場合は、「【Solaris版】」、「【Linux版】」、「【AIX版】」、「【HP-UX版】」のように場合分けして説明しています。
また、特に注意が必要な場合には、以下のように記号をつけて共通の記事と区別しています。
Solaris版固有の記事です。
■記号について
コマンドで使用している記号について以下に説明します。
【記述例】
[PARA={a |b |c |… }] |
【記号の意味】
記号 | 意味 |
---|---|
[] | この記号で囲まれた項目を省略できることを示します。 |
{} | この記号で囲まれた項目の中から、どれか1つを選択することを示します。 |
__ | 省略可能記号“[ ]”内の項目をすべて省略したときの省略値が、下線で示された項目であることを示します。 |
| | この記号を区切りとして並べられた項目の中から、どれか1つを選択することを示します。 |
… | この記号の直前の項目を繰り返して指定できることを示します。 |
■商標について
MS-DOS、Microsoft、Windows、Windowsロゴ、Windows NTは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
OracleとJavaは、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
UNIXは、米国およびその他の国におけるオープン・グループの登録商標です。
Oracleは、米国Oracle Corporationの登録商標です。
Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Red Hat、RPM、および Red Hat をベースとしたすべての商標とロゴは、米国およびその他の国における Red Hat, Inc. の商標または登録商標です。
Intel、Pentium、およびItaniumは、Intel Corporationの登録商標です。
Systemwalkerは、富士通株式会社の登録商標です。
Interstageは、富士通株式会社の登録商標です。
Symfowareは、富士通株式会社の登録商標です。
その他、本書に記載の会社名および製品名などは、該当する各社の商標または登録商標です。
■謝辞
This product includes software developed by the OpenSSL Project for use in the OpenSSL Toolkit. (http://www.openssl.org/)
2011年9月
出版年月および版数 | マニュアルコード |
---|---|
2008年 6月 初版 | J2X1-6870-01Z0(00)/J2X1-6870-01Z2(00) |
2010年 2月 第2版 | J2X1-6870-02Z0(00)/J2X1-6870-02Z2(00) |
2010年 8月 第2.1版 | J2X1-6870-02Z0(01)/J2X1-6870-02Z2(01) |
2011年 5月 第3版 | J2X1-6870-03Z0(00)/J2X1-6870-03Z2(00) |
2011年 9月 第3.1版 | J2X1-6870-03Z0(01)/J2X1-6870-03Z2(01) |
■お願い
本書を無断で他に転載しないようお願いします。
本書は予告なしに変更されることがあります。
Copyright FUJITSU LIMITED 2003-2011
変更内容 | 変更箇所 | 版数 |
---|---|---|
Linux仮想マシン機能(Xen)の名称の誤りを修正しました。 | 1.4、第2章 | 3.1 |
PushからPullへ通信方式を切り替える手順において、Windows版の使用ポート番号の定義手順を追加しました。 | 4.4.3.2 | 3.1 |
運用管理クライアント基本認証の、IIS7.0/7.5の場合のファイル・セキュリティ設定手順の誤りを修正しました。 | 5.3 | 3.1 |
「メッセージの出力頻度の変更」があったイベントIDに、2701/DSA2701Eを追加しました。 | 10.5 | 3.1 |