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 Formcoordinatorユーザーズガイド

4.2.1 Webブラウザを設定する

クライアント側のWebブラウザの設定について説明します。
Formcoordinatorでは、電子フォームでのさまざまな機能を実現するために、JavaScript、Javaアプレットの技術を使用しています。
電子フォームを表示するWebブラウザの設定で、これらの技術が動作する設定になっている必要があります。
使用する技術、電子フォームの機能、Webブラウザの設定について説明します。

(注)「署名オプション」を追加インストールしていない場合、使用することはできません。

(注)「署名オプション」を追加インストールしていない場合、使用することはできません。

注意

セキュリティのレベルを下げるようにWebブラウザの設定を変更した場合、Formcoordinatorのシステムを使用したあとに、Webブラウザの設定を元に戻しておいてください。

Internet Explorerの場合

ップアップウィンドウを表示するためのWebブラウザの設定(Internet Explorer)

Windows XP Service Pack 2以降、Windows Server 2003、Windows Vista、またはWindows Server 2008の場合、次に示す方法でWebブラウザを設定し、ポップアップウィンドウの表示を許可します。

  1. Webブラウザを起動します。

  2. Webブラウザの[ツール]-[インターネット オプション]をクリックします。
    →[インターネット オプション]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [プライバシー]タブをクリックします。

  4. ポップアップ ブロックの[設定]ボタンをクリックします。

    →[ポップアップ ブロックの設定]ダイアログボックスが表示されます。

  5. 許可するWebサイトのアドレスにFormcoordinatorが動作するサーバのアドレスを入力します。

  6. [追加]ボタンをクリックします。
    → 許可されたサイトにFormcoordinatorが動作するサーバのアドレスが表示されます。

  7. [閉じる]ボタンをクリックします。

    → [インターネット オプション]ダイアログボックスに戻ります。

  8. [OK]ボタンをクリックします。

JavaScriptを動作させるためのWebブラウザの設定(Internet Explorer

次に示す方法でWebブラウザを設定し、JavaScriptが動作するようにします。

  1. Webブラウザの[ツール]-[インターネットオプション]をクリックします。
    →[インターネットオプション]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [セキュリティ]タブをクリックします。

  3. 電子フォームを表示しているサイトのゾーンを選択します。

  4. [レベルのカスタマイズ]ボタンをクリックします。
    →[セキュリティの設定]ダイアログボックスが表示されます。

  5. [スクリプト]の[アクティブスクリプト]で「ダイアログを表示する」(注)を選択します。

  6. [OK]ボタンをクリックします。

(注)

「ダイアログを表示する」を選択した場合は、電子フォームを表示したときに表示される確認メッセージで、確認メッセージの内容を確認して問題がなければ、[はい]ボタンをクリックしてください。

Javaアプレットを動作させるためのWebブラウザの設定(Internet Explorer

Javaアプレットを動作させるためには、クライアントコンピュータに、次に示すJava実行環境がインストールされている必要があります。

Java実行環境については、「4.4.2 Javaアプレットを動作させる場合の留意点」を参照してください。

Javaアプレットを動作させるためには、次に示す設定1、設定2、および設定3を行ってください。

設定1

◆ JavaScriptを動作させるためのWebブラウザの設定(Internet Explorer)」を参照してください。

設定2

  1. Webブラウザの[ツール]-[アドオンの管理]-[アドオン有効化または無効化]をクリックします。

  2. [SunのJavaコンソール]を選択して、[有効]を選択します。

  3. [OK]ボタンをクリックします。

設定3

Java 2 Runtime EnvironmentをJBKプラグインで利用する場合

  1. Webブラウザの[ツール]-[インターネットオプション]をクリックします。
    →[インターネットオプション]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [セキュリティ]タブをクリックします。

  3. 電子フォームを表示しているサイトのゾーンを選択します。

  4. [レベルのカスタマイズ]ボタンをクリックします。
    →[セキュリティの設定]ダイアログボックスが表示されます。

  5. [ActiveXコントロールとプラグイン]の[ActiveXコントロールとプラグインの実行]で「ダイアログを表示する」(注1)を選択します。

  6. [ActiveXコントロールとプラグイン]の[スクリプトを実行しても安全だとマークされているActiveXコントロールのスクリプトの実行]で「ダイアログを表示する」(注1)を選択します。

  7. [Microsoft VM](または[Java VM])の[Javaの許可]で「安全性-高」を選択します(注2)

  8. [OK]ボタンをクリックします。

  9. (注1)

    「ダイアログを表示する」を選択した場合は、電子フォームを表示したときに表示される確認メッセージで、確認メッセージの内容を確認して問題がなければ、[はい]ボタンをクリックしてください。

    (注2)

    [Microsoft VM]の設定項目は、Microsoft Virtual Machineがインストールされている場合に表示されます。項目が表示されない場合は、設定を行う必要はありません。

注意

Java 2 Runtime EnvironmentをJava Plug-inで利用する場合

次に示す方法でWebブラウザを設定し、Javaアプレットが動作するようにします。

  1. Webブラウザの[ツール]-[インターネットオプション]をクリックします。
    →[インターネットオプション]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [セキュリティ]タブをクリックします。

  3. 電子フォームを表示しているサイトのゾーンを選択します。

  4. [レベルのカスタマイズ]ボタンをクリックします。
    →[セキュリティの設定]ダイアログボックスが表示されます。

  5. [ActiveXコントロールとプラグイン]の[ActiveXコントロールとプラグインの実行]で「ダイアログを表示する」(注1を選択します。

  6. [Microsoft VM](または[Java VM])の[Javaの許可]で「安全性-高」を選択します(注2)

  7. [スクリプト]の[Javaアプレットのスクリプト]で「ダイアログを表示する」(注1)を選択します。

  8. [OK]ボタンをクリックします。
    → [インターネット オプション]ダイアログボックスに戻ります。

  9. [詳細設定]タブをクリックします。

  10. [Java(Sun)]の[<applet>にJRE XXX を使用(再起動が必要)]チェックボックス(注3)をオンにします。

  11. [OK]ボタンをクリックします。

(注1)

「ダイアログを表示する」を選択した場合は、電子フォームを表示したときに表示される確認メッセージで、確認メッセージの内容を確認して問題がなければ、[はい]ボタンをクリックしてください。

(注2)

[Microsoft VM]の設定項目は、Microsoft Virtual Machineがインストールされている場合に表示されます。項目が表示されない場合は、設定を行う必要はありません。

(注3)

[<applet>にJRE XXX を使用(再起動が必要)]チェックボックスは、JDKまたはJREがインストールされている場合に表示されます。なお、「XXX」には、インストールされているJDKまたはJREのバージョン(「1.5.0_10」など)が表示されます。

ーバレイ文字、図形、罫線を表示させるためのWebブラウザの設定(Internet Explorer

この設定は、オーバレイ文字、図形、罫線が表示されない場合にお読みください。
オーバレイ文字、図形、罫線を表示させるためには、以下の方法で「バイナリビヘイビアとスクリプトビヘイビア」を有効にしておく必要があります。

  1. Internet Explorerの[ツール]メニューから[インターネットオプション]をクリックします。
    →[インターネットオプション]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [セキュリティ]タブで、対象となるWebコンテンツのゾーンを選択して、[レベルのカスタマイズ]ボタンをクリックします。
    →[セキュリティの設定]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [バイナリビヘイビアとスクリプトビヘイビア]の設定項目で「有効にする」を選択します。

  4. [OK]ボタンをクリックします。
    →「このゾーンに設定されているセキュリティのレベルを変更しますか?」の警告メッセージが表示されます。

  5. [はい]ボタンをクリックします。
    →[インターネットオプション]ダイアログボックスに戻ります。

  6. [OK]ボタンをクリックします。

注意

「バイナリビヘイビアとスクリプトビヘイビア」が有効に設定されていても、オーバレイ文字、図形、罫線が表示されない場合があります。その場合は、「A.1.1.1 電子フォームが正しく表示・動作しない場合のトラブル」の「■ オーバレイが表示されない」を参照してください。

■ Firefoxの場合

ップアップウィンドウを表示するためのWebブラウザの設定(Firefox)

次に示す方法でWebブラウザを設定し、ポップアップウィンドウの表示を許可します。

  1. Webブラウザを起動します。

  2. Webブラウザの[[ツール]-[オプション]をクリックします。
    →[オプション]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [コンテンツ]タブをクリックします。

  4. [許可サイト]ボタンをクリックします。

    →[許可サイト-ポップアップ]ダイアログボックスが表示されます。

  5. サイトのアドレスにFormcoordinatorが動作するサーバのアドレスを入力します。

  6. [許可]ボタンをクリックします。
    →許可されたサイトにFormcoordinatorが動作するサーバのアドレスが表示されます。

  7. [閉じる]ボタンをクリックします。

    →[オプション]ダイアログボックスに戻ります。

  8. [OK]ボタンをクリックします。

JavaScriptを動作させるためのWebブラウザの設定(Firefox

次に示す方法でWebブラウザを設定し、JavaScriptが動作するようにします。

  1. Webブラウザの[ツール]-[オプション]をクリックします。
    →[オプション]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 「コンテンツ」タブをクリックします。

  3. [JavaScriptを有効にする]チェックボックスをオンにします。

  4. [OK]ボタンをクリックします。

Javaアプレットを動作させるためのWebブラウザの設定(Firefox

次に示す方法でWebブラウザを設定し、Javaアプレットが動作するようにします。

  1. Webブラウザの[ツール]-[オプション]をクリックします。
    →[オプション]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [コンテンツ]タブをクリックします。

  3. [Javaを有効にする]チェックボックス(注)をオンにします。

  4. [OK]ボタンをクリックします。

(注)

[Javaを有効にする]チェックボックスは、WebブラウザにFirefoxを使用し、「JDKまたはJRE」がインストールされている場合に有効になります。