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SystemwalkerService Catalog Manager V14g インフラサービス機能運用ガイド 管理者編
Systemwalker

11.3.3 課金情報の削除

サービス仕様またはシステムに取り込んだL-Serverに対して課金計算が不要になった場合に、課金情報を削除します。
以下の条件を満たす場合に課金情報は不要になります。

サービス仕様の非公開から課金情報の削除までは、以下の手順で行います。
システムに取り込んだL-Serverの場合は、“課金ログの確認”から行ってください。

サービス仕様の非公開

  1. 非公開にするサービス仕様の内容(サービス仕様名、適用終了日時など)を利用部門に通知します。

  2. 通知した日時にサービス仕様を非公開にします。
    サービス仕様を非公開にするには、Systemwalker Software Configuration Managerのテンプレート管理コマンドを利用して、システムテンプレートを非公開にすることで行います。システムテンプレートの非公開設定については、“Systemwalker Software Configuration Manager V14g リファレンスガイド”を参照してください。

課金ログの確認

  1. 該当するサービス仕様の使用実績を示すログが課金ログに存在しないことを確認します。
    課金ログ出力コマンドで課金ログを出力し、該当する課金情報のカテゴリーコードに対応するリソース識別子と、それに対応する課金ログの項目IDの情報が課金ログにないことを確認します。

    以下に、課金情報のカテゴリーコードおよびリソース識別子と課金ログの項目IDの対応関係を示します。

    課金情報

    課金ログ

    カテゴリーコード

    リソース識別子

    項目ID

    cpu

    VMプール名

    vm_pool

    cpu_clock

    VMプール名

    vm_pool

    memory

    VMプール名

    vm_pool

    vm

    イメージ名

    image_name

    disk

    ストレージプール名

    storage_pool

    template

    テンプレートID

    base_template_id

課金情報の削除

  1. 商品マスタメンテナンスコマンドの出力機能を実行します。
    商品マスタメンテナンスコマンドの出力機能を実行すると、商品マスタに登録済みのサービス仕様の課金情報が指定した課金情報ファイルに出力されます。商品マスタメンテナンスコマンドの出力機能については“11.2.3 商品マスタメンテナンスコマンド”の“出力機能”を参照してください。

  2. 出力された課金情報ファイルから不要になった課金情報を削除します。

  3. 商品マスタメンテナンスコマンドの登録機能を実行します。
    作成した課金情報ファイルを指定して商品マスタメンテナンスコマンドの登録機能を実行します。商品マスタメンテナンスコマンドの登録機能については“11.2.3 商品マスタメンテナンスコマンド”の“登録機能”を参照してください。