SymfowareデータベースにXML形式でデータを格納している場合、システム構築時には、すべてのデータを抽出してShunsakuに取り込みます。また、定期的な更新時には、前回更新時からの差分を抽出してShunsakuに取り込みます。
Symfowareデータベースに格納しているXML形式のデータは、shunrdbコマンドを使って、XML形式の抽出ファイルに出力します。shunrdbコマンドで出力した抽出ファイルは、そのままShunsakuに取り込むことができます。
Symfowareデータベースからデータを抽出する場合、以下の製品が必要です。
Symfoware Server Enterprise Extended Edition または
Symfoware Server Enterprise Edition
図1.3 連携方法(XML形式でデータを格納している場合)
備考. Symfoware Serverには、Linkexpress Replication optionが同梱されています。
抽出対象となるデータには、以下の2種類があります。
初期データ
初回の抽出または検索用データの再登録時の抽出の場合は、そのデータを“初期データ”と呼びます。
検索用データの再登録は、対象のデータベースを再編成した場合などに行う必要があります。詳細については、“4.4 検索用データの再登録が必要な場合”を参照してください。
差分データ
初期データ抽出後、データベース上のデータが更新され、初期データと差分が生じた場合は、その差分のデータを“差分データ”と呼びます。
なお、Linkexpress Replication optionを利用せずに差分更新する方法もあります。詳細は、“1.4 表形式でデータを格納している場合の連携方法”の“図:連携方法(アプリケーションを利用した差分更新)”を参照してください。