通常、directorに初期データを取り込んだ後は、差分ログを適用して対象のデータベースとdirectorの間で整合性を保つようにします。
しかし、対象のデータベースに対して以下の操作を行った場合、差分ログの適用によるdirectorへの更新処理ができないため、ディレクタデータを再登録する必要があります。
差分ログの取得終了コマンド(lxrepdisコマンド)を実行後に対象の表を更新した場合
抽出対象のデータベースを初期化(rdbfmtコマンド)した場合
抽出対象のデータベースにデータを創成(rdbsloaderコマンド、rdbsaloaderコマンドおよびrdbsuloaderコマンド)した場合
抽出対象のデータベースを再編成(rdbgcdsiコマンド)した場合
抽出対象のデータベースを最新の検索用データまで復旧しなかった場合
検索用データの再登録の手順を以下の図に示します。
図4.4 検索用データの再登録手順