差分データによる検索用データの再登録は、以下の手順で行います。
shundstateコマンドを実行し、総レコード件数を確認し、記録します。
shundstate -s director識別子
shundimportコマンドを実行し、差分抽出データファイルからデータを取り込み、検索用データを登録します。
shundimport -s director識別子 -f ファイル名 -t symfoware
shundstateコマンドを実行し、総レコード件数が変更されていることを確認します。
shundstate -s director識別子
参照
shundstateコマンドの出力表示については、“コマンドリファレンス”を参照してください。
注意
差分データファイルの取込みにより、削除または更新処理が大量に発生した場合、ディレクタデータファイルに無駄な領域が増えることがあります。
ディレクタデータファイルに無駄な領域が増えた場合、ディレクタデータファイルの最適化を行う必要があります。ディレクタデータファイルの最適化については、“導入・運用ガイド”を参照してください。
データの削除情報を含んだ差分抽出データをshundimportコマンドで取り込んだ場合、該当するサーチデータが削除されるため、サーチデータの配置にばらつきが発生することがあります。
サーチデータの配置にばらつきが発生した場合は、サーチデータの再配置を行ってください。サーチデータの再配置については、“導入・運用ガイド”を参照してください。
アプリケーションからShunsakuに格納されているXML文書の更新操作(追加、更新、削除)を行うと差分データファイルの取り込みができない場合があります。この場合、初期データによる検索用データの登録を行ってください。