レプリケーショングループの同期を実行するスケジュールを設定します。
図6.32 スケジュール定義画面
スケジュール定義の作成、変更方法
ツリービューで対象のマスタグループ定義を選択し、以下のいずれかの手順で作成および設定変更を行えます。
[設定]メニュー → [スケジュールの設定] → [変更]
マウスを右クリック → [スケジュールの設定] → [変更]
スケジュール定義画面で、設定が完了したら[OK]ボタンを押してください。
設定を取り消す場合、[キャンセル]ボタンを押してください。[ヘルプ]ボタンを押して、レプリケーションヘルプ画面を表示できます。
スケジュール定義の作成直後および変更直後は、停止(スケジュールを使用しない)状態となっています。
スケジュール定義画面の設定項目
グループ名
スケジュールの設定をするマスタグループ定義の名前またはレプリカグループ定義の名前が表示されます。
実行日
同期を実行する日程を設定します。以下の3種類から選択します。
毎日
同期を実行する曜日を設定できます。
[毎日]を選択すると、[曜日設定]ボタンが表示されます。[曜日設定]ボタンを押して表示される画面の詳細は、"スケジュール定義 - [曜日の設定]画面"を参照してください。
毎週
同期実行する日を毎週特定の曜日に設定できます。
[毎週]を選択すると、[週設定]ボタンが表示されます。[週設定]ボタンを押して表示される画面の詳細は、"スケジュール定義 - [週の設定]画面"を参照してください。
毎月
同期を実行する月を毎月特定の日付に設定できます。
[毎月]を選択すると、[日付]と[例外日設定]ボタンが表示されます。
[日付]には、同期を実行する日付を設定します。
[例外日設定]ボタンを押すと、同期を実行しない日付を設定できます。[例外日設定]ボタンを押して表示される画面の詳細は、"スケジュール定義 - [例外日の設定]画面"を参照してください。
実行時間
同期を実行する時間を設定します。
時間
「実行日」で選択した日に、同期を実行する時刻を設定します。
1日のスケジュールを設定する
同期を実行する時間間隔を設定します。
「実行日」で[毎日]を選択した場合に設定できます。
「実行時間」は、同期を実行するスケジュールを左から開始時刻、終了時刻、実行間隔の順番で設定します。
開始時刻および終了時刻は、0:00から23:59の範囲で設定できます。
実行間隔は、1分~720分の範囲で、分単位に設定できます。
1日のスケジュールで設定する開始時刻と終了時刻について詳細は、"1日のスケジュールの実行例"を参照してください。
エラー時の対処
同期でエラーが発生した場合、動作を設定します。
再試行の回数
スケジュール機能を使用した同期実行がエラーとなった場合、同期実行を再試行できます。再試行する回数を設定します。
再試行回数は、0~100の範囲で設定します。0を設定した場合、再試行されません。
定義不整合など、重大なエラーを検出した場合、同期は再試行されません。
間隔
再試行する間隔を設定します。
再試行する間隔は、1分~720分の範囲で、分単位に設定できます。
[再試行の回数]が"0"の場合、再試行する間隔の設定は無効となります。
スケジュール定義を変更および削除する場合、事前にスケジュールを停止してください。
スケジュールは、レプリケーションマネージャで、マスタグループ定義またはレプリカグループ定義のどちらか一方に設定します。
スケジュール定義 - [曜日の設定]画面
同期を実行する曜日を設定します。
スケジュール定義の画面で、「実行日」の[毎日]を選択すると、[曜日設定]ボタンが表示されます。[曜日設定]ボタンを押すと、"スケジュール定義 - [曜日の設定]"の画面が表示されます。
図6.33 スケジュール定義-[曜日の設定]画面
同期を実行する曜日を選択します。チェックボックスが設定されていない曜日は、同期が実行されません。
スケジュール定義 - [週の設定]画面
同期実行する日を毎週特定の曜日に設定します。
スケジュール定義の画面で、「実行日」の[毎週]を選択すると、[週設定]ボタンが表示されます。[週設定]ボタンを押すと、"スケジュール定義 - [週の設定]画面"が表示されます。
図6.34 スケジュール定義-[週の設定]画面
週指定
同期を実行する週を選択します。チェックボックスが設定されていない週は、同期が実行されません。
曜日指定
同期を実行する曜日を選択します。
スケジュール定義 - [例外日の設定]画面
同期を実行する月を毎月特定の日付に設定できます。
スケジュール定義画面で、「実行日」の[毎月]を選択すると、[例外日設定]ボタンが表示されます。[例外日設定]ボタンを押すと、"スケジュール定義 - [例外日の設定]画面"が表示されます。
図6.35 スケジュール定義-[例外日の設定]画面
例外日
1年間で、同期を実行しない日付を設定します。
[登録]ボタン
設定した日付を例外日として登録します。
登録した例外日は[例外日一覧]に表示されます。
[削除]ボタン
登録した例外日を削除します。
[例外日一覧]から例外日を選択して、[削除]ボタンを押します。
1日のスケジュールの実行例
図6.36 1日のスケジュールの設定画面
図6.37 1日のスケジュールの実行例
"図6.37 1日のスケジュールの実行例"には、2つのグループを使用します。それぞれのグループには、スケジュールAとスケジュールBを設定します。スケジュールAおよびスケジュールBの開始時刻と終了時刻は、以下のように設定します。
開始時刻 | 終了時刻 | |
---|---|---|
スケジュールA | 7:00 | 23:00 |
スケジュールB | 23:00 | 7:00 |