マスタグループ定義とレプリカグループ定義を関連づけます。
図6.26 レプリカグループ定義画面
レプリカグループ定義の作成方法
ツリービューで"レプリカグループ"を選択し、以下のいずれかの手順で作成できます。
[ファイル]メニュー → [新規作成] → [レプリカグループの作成]
マウスを右クリック → [レプリカグループの作成]
レプリカグループ定義の作成時には、関連づけているマスタグループ定義が存在するサーバ定義で接続しておく必要があります。
設定項目を入力して[次へ]ボタンを押し、設定が完了したら[OK]ボタンを押してください。
前の画面を戻って入力を訂正する場合、[戻る]ボタンを押してください。設定を取り消す場合、[キャンセル]ボタンを押してください。[ヘルプ]ボタンを押して、レプリケーションヘルプ画面を表示できます。
事前に、関連づけるマスタグループ定義とマスタ定義を作成しておき、マスタ側のサーバと接続しておくことが必要です。
レプリカグループ定義を作成すると、レプリカグループ定義の情報がマスタ側のサーバに転送され、関連づけたマスタグループ定義に設定されます。
レプリカグループ定義の表示方法
作成済みのレプリカグループ定義を表示する場合、ツリービューでレプリカグループ定義を選択し、以下のいずれかの手順で表示できます。
[ファイル]メニュー → [開く]
マウスを右クリック → [開く]
ツールバーの[開く]ボタンを押す
図6.27 レプリカグループ定義表示画面(ツールバー)
レプリカグループ定義画面の設定項目
名前、説明
名前
レプリカグループ定義の名前を入力します。
同一サーバ内に同名のレプリカグループ定義を複数設定できません。
レプリカグループ定義の名前は、英数字で62文字、日本語で31文字まで入力できます。シフトJISコードで表現できる文字を使用してください。
外字および特殊文字は使用できません。接続しているサーバがASP(PRIMERGY 6000)の場合、半角英小文字と半角カナ文字は使用できません。
説明
レプリカグループ定義についての説明を入力します。
説明は、英数字で255文字、日本語で127文字まで入力できます。シフトJISコードで表現できる文字を使用してください。
入力は省略できます。
関連マスタグループ情報
[参照]ボタン
関連づけるマスタグループ定義を選択します。
「サーバ名」や「マスタグループ名」を直接入力する代わりに、作成済みのサーバ定義、マスタグループ定義を選択できます。
[参照]ボタンを押して表示される画面の詳細は、"レプリカグループ定義 - [マスタグループの選択]画面"を参照してください。
サーバ名
関連づけるマスタグループ定義が存在するサーバ定義の名前が表示されます。
マスタグループ名
関連づけるマスタグループ定義の名前が表示されます。
詳細情報
競合検出を通知する
同期時に競合が発生したことをイベントビューア(アプリケーションログ)に通知する場合に設定します。
削除データとNULL値を同等に扱う
レコードを削除せずにNULL値に更新する場合に設定します。
更新情報の設定
ディレクトリ名
更新情報を格納するディレクトリ名を、サーバの動作環境設定時に指定したディレクトリの中から選択します。
最大サイズ
更新情報を格納する最大サイズをMバイト単位で、1~2047の範囲で設定します。更新情報を格納するディレクトリ(磁気ディスク)の空き領域以下で設定してください。
警告通知使用率
更新情報ディレクトリの使用率が何%に達したときに警告をイベントビューア(アプリケーションログ)に通知するかを設定します。初期値は"80"、指定範囲は"0~100"です。"0"を設定すると警告は通知されません。
「更新情報の設定」は、レプリカグループ定義に以下のすべてが設定されたときに有効となります。
レプリカグループ定義のDBMS種別が富士通製DBMS
運用形態が「集約」または「共用」
同期方式が「差分方式」
レプリカグループ定義を削除すると、レプリカグループに存在するレプリカ定義も同時に削除されます。
レプリカグループ定義 - [マスタグループの選択]画面
関連づけるマスタグループ定義を選択します。
"レプリカグループ定義"の画面で、「関連マスタグループ情報」の[参照]を押すと、"レプリカグループ定義 - [マスタグループの選択]"の画面が表示されます。
図6.28 関連づけるマスタグループ定義の選択画面
サーバ一覧
接続しているサーバ定義の一覧が表示されます。関連づけの対象とするサーバ定義を選択します。
マスタグループ一覧
「サーバ一覧」で選択した、サーバ定義に作成されているマスタグループ定義の一覧が表示されます。関連づけるマスタグループ定義を選択します。