PowerReplicationを導入するには、事前の調査と設計、環境構築後の動作検証が必要です。特に、データベース間の整合性を保つ設計が重要です。
データベース間の整合性とは、マスタとレプリカでデータファイルの内容が一致している状態をいいます。レプリケーションの設計や運用を誤ると、同期を行ったにもかかわらずデータベース間の整合性が保てなくなる場合があります。
データベース間の整合性が保てない状態になった場合、復旧するために業務を停止しなければなりません。業務への影響を避けるための調査、設計と動作検証が必要です。
PowerReplicationの導入は、以下の流れで導入、構築を行ってください。
図3.1 導入/構築の流れ
使用するDBMSによって、以下を参照してください。
Oracleを使用する場合
SQL Serverを使用する場合