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Systemwalker Runbook Automation V14g 導入ガイド
Systemwalker

2.2.2 Windowsへのインストール

管理サーバに、Systemwalker Runbook Automationをインストールする手順について、以下に説明します。

注意

  • ディレクトリを指定する際は、必ず新規のディレクトリを指定してください。

  • ディレクトリを指定する際は、「\\」で開始するパスおよび相対パス表記での指定はできません。

  • ディレクトリ名に指定可能な文字は、半角英数字、「-」(ハイフン)、「_」(アンダースコア)です。

  • インストールに失敗した場合は、再起動後にインストールを実施したユーザーでログインし、アンインストール手順に従ってアンインストールしてください。

    その後、出力されたメッセージの意味や対処方法を参考にして失敗した原因を取り除き、再度インストールを実施してください。

    メッセージの詳細については、“Systemwalker Runbook Automation メッセージ集”を参照してください。

    アンインストールについては、“第7章 アンインストール”を参照してください。

    出力されたメッセージから対処できない場合は、環境変数%SystemDrive%が示すディレクトリ配下にある以下のログファイルを採取して、富士通技術員までご連絡ください。

    • swrba_inst.log

  1. Administratorsグループに所属するアカウントでログインします。

  2. インストーラを起動します。

    以下のDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットすると、自動的にインストーラが起動します。起動しない場合はswsetup.exeを実行し、インストーラを起動してください。

    • Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック (14.1.0A)

    注意

    ご利用OSがWindows Server 2008の場合は、管理者として実行してください。

  3. [管理サーバのインストール]を選択します。

    [ようこそ]ダイアログボックスが表示されます。

  4. [次へ]ボタンをクリックします。

    [インストール先の選択]ダイアログボックスが表示されます。

    インストール先ディレクトリを指定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

    注意

    • インストール先のパス長は最大25バイトです。

    • インストール先ディレクトリにはNTFS形式のディスクを指定してください。

    • 「\\」で開始するパス、および相対パス表記での指定はできません。

    • ディレクトリ名に指定可能な文字は、半角英数字、「-」(ハイフン)、「_」(アンダースコア)です。

    • 以下のディレクトリ構成でSystemwalker Runbook Automationが動作するために必要なパッケージがインストールされます。なお、インストール先として指定したディレクトリに、これらのディレクトリが存在し、かつ、そのディレクトリ配下にファイル、ディレクトリが存在する場合はエラーになります。

      • Systemwalker Runbook Automation 管理サーバのインストール先ディレクトリ

        [インストール先として指定したディレクトリ]\SWRBAM

      • Interstage BPMのインストール先ディレクトリ

        [インストール先として指定したディレクトリ]\IBPM

      • Interstage Application Serverのインストール先ディレクトリ

        [インストール先として指定したディレクトリ]\IAPS

      • Systemwalker Operation Managerのインストール先ディレクトリ

        [インストール先として指定したディレクトリ]\SWOMGR

    • 以下のパッケージのインストール先ディレクトリは固定で、変更はできません。

      • PostgreSQLのインストール先ディレクトリ

        %ProgramFiles%\fjsvpgs83

  5. Systemwalker Runbook Automationが使用するポート番号を設定します。

    [ポート番号の設定]画面で、Systemwalker Runbook Automationが使用するポート番号を指定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

    注意

    • 現在動作しているポート番号が以下のコマンドで確認できます。このコマンドで表示されるポート番号は指定しないでください。

      > netstat -a -n

    • 現在動作していない場合でも、指定するポート番号が他で使用されている可能性があります。使用されていないことを確認するためには、"Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド"の"ポート番号一覧"を参照してください。

    • Systemwalker Service Catalog Managerがインストールされている環境ではポート番号の問い合わせはありません。Systemwalker Service Catalog Managerのインストール時に指定したポート番号を使用します。

  6. CMDBマネージャのデータベース格納先を指定します。

    [データベース格納先の選択]画面で、CMDBマネージャのデータベース格納先ディレクトリを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    なお、CMDBマネージャのデータベースは、専用ディスクに配置することを推奨します。他のアプリケーションとディスクI/Oが競合すると、パフォーマンスが低下します。

    注意

    • インストール先のパス長は最大64バイトです。

    • インストール先ディレクトリにはNTFS形式のディスクを指定してください。

    • 必ず新規のディレクトリを指定してください。

    • 「\\」で開始するパス、および相対パス表記での指定はできません。

    • ディレクトリ名に指定可能な文字は、半角英数字、「-」(ハイフン)、「_」(アンダースコア)です。

  7. Systemwalker Runbook Automationのサービスを起動するためのユーザー(swrbadbuser)のパスワードを指定します。指定されたパスワードでOSにユーザーを登録します。

    注意

    • すでにユーザー“swrbadbuser”が登録されている場合は、インストール処理がエラーになります。この場合、ユーザー“swrbadbuser”を削除してからインストールを実施してください。

    • パスワードに指定できる文字列は、先頭が英数字で始まる1~250までの文字列です。また、パスワードに以下の文字は利用できません。

      • \(円マーク)

      • "(ダブルクォーテーション)

      • 空白

      • タブ

    • OSのセキュリティポリシーの設定により、パスワードに使用できる文字列に複雑さが求められる場合があります。特にWindows 2008のデフォルトの設定では、パスワードに使用できる文字列にかなりの複雑さが求められます。以下に注意してパスワードを指定してください。

      • ユーザー名(swrbadbuser)の全部または一部を含まない

      • 英数字記号のすべてを使用する

      • パスワードの長さを8文字以上にする

  8. スケジュール機能の設定を行います。

    [スケジュール機能の設定]画面で、Systemwalker Runbook Automationのスケジュール機能を起動するためのユーザー(swrbajobuser)のパスワードを指定します。指定したパスワードでOSにユーザーswrbajobuserが登録されます。

    [スケジュール機能の詳細設定をする]チェックボックスは、通常はチェックしません。チェックしない場合、デフォルトのサブシステム番号(9)およびポート番号(9690/9691)で動作します。[次へ]を押すと、[インストールの確認]画面が表示されます。

    Systemwalker Runbook Automation 管理サーバでSystemwalker Operation Managerを共存させる場合や、スケジュール機能が使用するデフォルトのポート番号(9690/9691)が他と競合している場合など、スケジュール機能が使用するサブシステム番号およびポート番号の設定値の変更が必要な場合には、[スケジュール機能の詳細設定をする]にチェックします。チェックした場合は、[次へ]を押すと、[スケジュール機能の詳細設定]画面が表示されます。

    注意

    • すでにユーザー“swrbajobuser”が登録されている場合は、インストール処理がエラーになります。この場合、ユーザー“swrbajobuser”を削除してからインストールを実施してください。

    • パスワードに指定できる文字列は、先頭が英数字で始まる1~250までの文字列です。また、パスワードに以下の文字は利用できません。

      • \(円マーク)

      • "(ダブルクォーテーション)

      • 空白

      • タブ

    • OSのセキュリティポリシーの設定により、パスワードに使用できる文字列に複雑さが求められる場合があります。特にWindows 2008のデフォルトの設定では、パスワードに使用できる文字列にかなりの複雑さが求められます。以下に注意してパスワードを指定してください。

      • ユーザー名(swrbajobuser)の全部または一部を含まない

      • 英数字記号のすべてを使用する

      • パスワードの長さを8文字以上にする

  9. [スケジュール機能の設定]画面で[スケジュール機能の詳細設定をする]にチェックした場合、[スケジュール機能の詳細設定]画面が表示されます。チェックしない場合は表示されません。

    Systemwalker Runbook Automationがスケジュール機能で使用するデフォルトのポート番号が他で使用されている場合、ポート番号の指定を行います。

    また、Systemwalker Operation Managerを管理サーバで共存させる場合、Systemwalker Runbook Automationがスケジュール機能で使用するサブシステム番号の指定を行います。詳細については、“A.2 Systemwalker Operation Managerのインストールについて”を参照してください。

    注意

    • 現在動作しているポート番号は、以下のコマンドで確認できます。このコマンドで表示されるポート番号は指定しないでください。

      > netstat -a -n
    • 現在動作していない場合でも、指定するポート番号が他で使用されている可能性があります。使用されていないことを確認するためには、“Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド”の“ポート番号一覧”を参照してください。

  10. インストールを確認します。

    [インストールの確認]画面で、入力内容の確認を行い、内容に誤りがなければ、[確認]ボタンをクリックしてください。インストールが開始されます。

  11. インストールが完了すると以下の画面が表示されます。

    [完了]ボタンをクリックします。

  12. 再起動を行います。

    [はい]ボタンをクリックします。