ここでは、L-ServerのOSを手動でインストールする方法について説明します。
手動OSインストールは、MB(Management Blade)やiRMC(リモートマネジメントコントローラー)の画面を起動し、リモートコンソールでのインストールをお勧めします。
OSとマルチパスドライバをインストールする場合は、サーバからストレージのアクセスパスを1パスにする必要があります。
また、OSインストール後に本製品のエージェントをインストールして、エージェントを登録する必要があります。
エージェントのインストールについては、「4.2 エージェントのインストール」を参照してください。
エージェントの登録は、オーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[登録]-[エージェント]を選択して<OK>ボタンをクリックします。
PXEブートを利用したOSのインストール
PXEブートを利用したOSのインストールは、以下の手順で行います。
注意
PXEブートを利用する場合、VIOMが必要です。
[サーバ]タブのブートモードで"ネットワークブート(PXE)"および"PXEブート用ネットワーク"を選択して物理L-Serverを作成します。
[サーバ]タブの設定については、「D.2.1 [サーバ種別]で"物理"を選択」を参照してください。
PXEブート用サーバのDHCPサービスの設定で、該当する物理L-ServerがPXEブートするように変更します。
PXEブートを利用して物理L-ServerにOSをインストールします。
OSをインストールしたあと、物理L-Serverの電源をOFFにします。
[L-Serverの仕様変更]ダイアログで"ブートモード"を"PXEブート用ネットワーク"から"通常"に変更します。
PXEブート用サーバのDHCPサービスの設定で、該当する物理L-ServerがPXEブートしないように変更します。
エージェントをインストールします。
エージェントのインストールは、「4.2 エージェントのインストール」を参照してください。
エージェントを登録します。
エージェントの登録は、「F.7.2 クローニングマスタ」の「エージェント登録」を参照してください。