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ServerView Resource Orchestrator V2.3.0 ユーザーズガイド

F.7.1 手動OSインストール

ここでは、L-ServerのOSを手動でインストールする方法について説明します。

手動OSインストールは、MB(Management Blade)やiRMC(リモートマネジメントコントローラー)の画面を起動し、リモートコンソールでのインストールをお勧めします。

OSとマルチパスドライバをインストールする場合は、サーバからストレージのアクセスパスを1パスにする必要があります。

また、OSインストール後に本製品のエージェントをインストールして、エージェントを登録する必要があります。

エージェントのインストールについては、「4.2 エージェントのインストール」を参照してください。

エージェントの登録は、オーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[登録]-[エージェント]を選択して<OK>ボタンをクリックします。


PXEブートを利用したOSのインストール

PXEブートを利用したOSのインストールは、以下の手順で行います。

注意

PXEブートを利用する場合、VIOMが必要です。

  1. [サーバ]タブのブートモードで"ネットワークブート(PXE)"および"PXEブート用ネットワーク"を選択して物理L-Serverを作成します。

    [サーバ]タブの設定については、「D.2.1 [サーバ種別]で"物理"を選択」を参照してください。

  2. PXEブート用サーバのDHCPサービスの設定で、該当する物理L-ServerがPXEブートするように変更します。

  3. PXEブートを利用して物理L-ServerにOSをインストールします。

  4. OSをインストールしたあと、物理L-Serverの電源をOFFにします。

  5. [L-Serverの仕様変更]ダイアログで"ブートモード"を"PXEブート用ネットワーク"から"通常"に変更します。

  6. PXEブート用サーバのDHCPサービスの設定で、該当する物理L-ServerがPXEブートしないように変更します。

  7. エージェントをインストールします。

    エージェントのインストールは、「4.2 エージェントのインストール」を参照してください。

  8. エージェントを登録します。

    エージェントの登録は、「F.7.2 クローニングマスタ」の「エージェント登録」を参照してください。