物理サーバをL-Serverとする場合のセットアップ手順は以下のとおりです。
リソースの登録
VIOM連携の登録(ブレードサーバの場合)
「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「6.1.1 VIOM連携の登録」を参照してください。
注意
VIOMのサーバプロファイルの登録は必要ありません。
物理L-Serverを作成すると、VIOMのサーバプロファイルは自動で作成されます。
ストレージ管理製品の登録
ストレージ管理製品を登録すると、セットアップの事前準備で事前に作成したRAIDグループやアグリゲートなどが仮想ストレージリソースとして本製品に自動的に登録されます。
本製品にストレージ管理製品を登録する場合、rcxadm storagemgr registerを実行します。
rcxadm storagemgr registerコマンドについては、「ServerView Resource Orchestrator リファレンスガイド」の「1.7.1 rcxadm storagemgr」を参照してください。
管理対象サーバの登録
シャーシの登録(ブレードサーバの場合)
「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「6.1.2 シャーシの登録」を参照してください。
管理対象サーバの登録
「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「6.1.3 管理対象サーバの登録」を参照してください。
管理LANのNICを冗長化し、かつ物理サーバを登録する場合、登録操作中の[サーバの登録]ダイアログで、"管理LANのNICを冗長化する"にチェックを入れてください。
なお、管理対象サーバの管理LANのサブネットアドレスと、物理L-Serverの管理LANのサブネットアドレスは、異なるサブネットアドレスを指定してください。
注意
デフォルトのNICを使用しない場合、物理サーバ登録時に管理LANのNICを指定してください。
詳細は、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「6.1.3.1 ブレードサーバとパーティションモデルのサーバの登録」の「"管理LANのNICを変更する"チェックボックス」を参照してください。
LANスイッチの登録
「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「6.1.4 LANスイッチの登録」を参照してください。
リソースのリソースプールへの登録
物理サーバリソースの登録
RCコンソールのオーケストレーションツリーで対象のサーバプールを右クリックし、表示されたメニューで[リソース登録]を選択します。
[リソースの登録]ダイアログが表示されます。
登録するVMホストを選択し、<OK>ボタンをクリックします。
ストレージリソースの登録
RCコンソールのオーケストレーションツリーで対象のストレージプールを右クリックし、表示されたメニューで[リソース登録]を選択します。
[リソースの登録]ダイアログが表示されます。
登録するストレージリソースまたはディスクリソースを選択し、<OK>ボタンをクリックします。
注意
iSCSIブートのリソース登録は、iSCSIブートの操作コマンド(rcxadm iscsictl)で登録します。
ネットワークリソースの登録
L-Server作成時にネットワークリソースと接続すると、L-Serverが動作する物理サーバに対して、LANスイッチブレードが自動設定されます。イメージを指定した場合は、IPアドレスが設定されます。詳細については「F.6.1 ネットワーク自動設定」を参照してください。
RCコンソールのオーケストレーションツリーで対象のネットワークプールを右クリックし、表示されたメニューで[リソース作成]を選択します。
[ネットワークリソースの作成]ダイアログが表示されます。
ネットワークリソース作成に必要な項目を入力します。詳細については「5.3.4 ネットワークリソース」を参照してください。
注意
物理L-Serverの配備先がPRIMERGY BXシリーズのサーバで、かつ使用するLANスイッチがPG-SW109またはPG-SW201の場合、NIC1とNIC2だけ使用できます。
アドレスセットリソースの登録
アドレスセットリソースを作成し、アドレスプールに登録します。詳細については「5.3.5 アドレスセットリソース」を参照してください。
L-Serverテンプレートの作成
L-Serverテンプレートのエクスポート
「5.4.1 エクスポート」を参照してください。
L-Serverテンプレートの編集
「5.4.2 編集」を参照してください。
L-Serverテンプレートのインポート
「5.4.3 インポート」を参照してください。