L-Server作成時にネットワークリソースと接続すると、L-Serverが動作するブレードサーバに対して、LANスイッチブレードが自動設定されます。
イメージを指定した場合は、IPアドレスが設定されます。
管理LANと異なるサブネットのIPアドレスを指定してください。
ラックマウントサーバに対しては、ネットワークリソースの接続だけ行います。
ただし、物理L-Server作成時にRed Hat Enterprise Linuxのイメージを指定する場合、IPアドレスの自動設定は対応していません。
L-Serverへのイメージ配付後に、IPアドレスを手動で設定してください。
本製品でネットワーク設定の自動化をサポートする物理サーバの構成パターン
本製品でネットワーク設定の自動化をサポートする物理サーバの構成パターンは以下のとおりです。
各構成パターンでは、使用するハードウェアと搭載されるLANスイッチブレードの数との組合せを示します。この組合せにおける、ネットワークリソースの外部接続ポートと物理ネットワークアダプターの番号について、指定できる範囲を示します。
ハードウェア | LANスイッチブレードの数 | ネットワークリソースの外部接続ポートの指定 | 物理ネットワークアダプターの番号 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
a |
| 2 | LANスイッチブレード1と2から1つずつ選択 |
| LANスイッチブレードは、以下のコネクションブレードスロットに搭載してください。
|
b | 2 | 外部接続ポートを指定しない(内部ネットワーク) | |||
c | 4 | LANスイッチブレード1と2から1つずつ選択 | |||
d | 4 | 外部接続ポートを指定しない(内部ネットワーク) | |||
e | 4 | LANスイッチブレード3と4から1つずつ選択 |
| ||
f |
| 2 | LANスイッチブレード1と2から1つずつ選択 | LANスイッチブレード1および2と結線された1または2のどちらかを指定 | LANスイッチブレードは、以下のコネクションブレードスロットに搭載してください。
|
g | 2 | 外部接続ポートを指定しない(内部ネットワーク) | |||
h | 4 | LANスイッチブレード1と2から1つずつ選択 | LANスイッチブレード1および2と結線された1または2のどちらかを指定 | ||
i | 4 | 外部接続ポートを指定しない(内部ネットワーク) | |||
j | 4 | LANスイッチブレード3と4から1つずつ選択 |
| ||
k |
| 2 | LANスイッチブレード1と2から1つずつ選択 | LANスイッチブレード1および2と結線された1、2、11または12の1つを指定 | LANスイッチブレードは、以下のコネクションブレードスロットに搭載してください。
|
l | 2 | 外部接続ポートを指定しない(内部ネットワーク) | |||
m | 4 | LANスイッチブレード1と2から1つずつ選択 | LANスイッチブレード1および2と結線された1、2、11または12の1つを指定 | ||
n | 4 | 外部接続ポートを指定しない(内部ネットワーク) | |||
o | 4 | LANスイッチブレード3と4から1つずつ選択 |
|
*1: PG-SW109をCB1およびCB2に搭載する場合、PG-SW109のダウンリンクポートの通信速度を1Gbpsに設定してください。設定方法については、該当するハードウェアマニュアルを参照してください。
*2: LAN拡張カードを拡張スロット1に搭載する構成だけサポートします。
ハードウェア | LANスイッチブレードの数 | ネットワークリソースの外部接続ポートの指定 | 物理ネットワークアダプターの番号 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
p |
| 2 | LANスイッチブレード1と2から1つずつ選択 |
| LANスイッチブレードは、以下のコネクションブレードスロットに搭載してください。 CB1(*1、*2)、CB2(*1、*2) |
q | 2 | 外部接続ポートを指定しない(内部ネットワーク) | |||
r |
| 2 | LANスイッチブレード1と2から1つずつ選択 |
| LANスイッチブレードは、以下のコネクションブレードスロットに搭載してください。 CB1(*1)、CB2(*1) |
s | 2 | 外部接続ポートを指定しない(内部ネットワーク) |
*1: CB1およびCB2には、同一機種のLANスイッチブレードを搭載してください。
*2: PG-SW109をCB1およびCB2に搭載する場合、PG-SW109のダウンリンクポートの通信速度を1Gbpsに設定してください。設定方法については、該当するハードウェアマニュアルを参照してください。
上記のネットワークリソースを割り当てるL-ServerのNIC番号が、物理サーバの物理ネットワークアダプターの番号に対応します。
物理ネットワークアダプターの番号は、LANスイッチブレードの詳細画面で確認できます。
LANスイッチブレードがIBPモードの場合、ネットワークリソースを割り当てるL-ServerのNICは、外部接続ポートを指定しない場合(内部ネットワーク)と同様に指定してください。
物理サーバの構成パターン(PRIMERGY BX900 S1シャーシの場合)のパターンaの構成例は以下のとおりです。
図F.6 物理サーバの構成パターン(PRIMERGY BX900 S1シャーシの場合)のパターンaの構成例