■ログファイル
log_file_path(configファイル)未指定時(デフォルト)
サーバ用ライブラリ(ODSV.DLL)をリンクしたアプリケーションの場合 |
log_file_path(configファイル)指定時
サーバ用ライブラリ(ODSV.DLL)をリンクしたアプリケーションの場合 |
log_file_path(configファイル)未指定時(デフォルト)
<CORBAサービスインストールパス>/var/proclog、proclog.old |
log_file_path(configファイル)指定時
<log_file_pathで指定したパス>/proclog、proclog.old |
ログファイルが生成されると、最大で以下のディスク領域が必要となります。ログ採取を行う場合には、十分な領域を確保してください。
process_log_size値(configファイル) × 4 [バイト]
process_log_size値(configファイル) × 2 [バイト]
configファイルの各パラメタについては、“1.4.7 ログ採取環境(configファイルの設定)”を参照してください。
■データ形式
プロセスログのデータは以下の形式で出力されます。
CORBAサービス(OD_startプロセス)の場合
時刻 ObjectDirector started (プロセスID) |
CORBAサービス以外のプロセスの場合
時刻 起動/停止 [プロセスID] コマンド実行文 |
ログ採取された時刻
“A”はコマンド(プロセス)の起動時、“D”は停止時のログであることを示します。
ログ採取されたコマンドのプロセスID
コマンドの実行形式(引数を含む)
出力される文字列長の上限値は、以下のとおりです。
・Windows(R) : 128バイト
・Solaris : 127バイト
・Linux : 127バイト
コマンド実行文の文字列長が上記の上限値を越えている場合は、出力文字列は上限値までで切られます。
注) Solaris、Linuxの場合、上限値未満で切られる場合があります。
出力例
プロセスログの出力例を以下に示します。
Fri Oct 05 20:23:21.203 ObjectDirector started (1156) |
備考
出力文字列が上限値で切られてしまい、正しいコマンド実行文が取得できなかった際、プロセスが以下に該当する場合は、記載の方法を使用することでコマンド実行文を特定できます。
Interstage管理コンソールの“ワークユニット:[ワークユニット名]:ログ参照”の“起動情報”にコマンド実行文全てが出力されます。また、以下のログファイルを参照することでも、コマンド実行文全てを確認できます。
J2EE共通ディレクトリ\ijserver\IJServer名\log\[プロセス通番]\info.log(デフォルト)
J2EE共通ディレクトリ/ijserver/IJServer名/log/[プロセス通番]/info.log(デフォルト)
上記のログの詳細については、“J2EE ユーザーズガイド”の“J2EEアプリケーションが運用される環境(IJServer) ” - “IJServerのファイル構成”を参照してください。
Interstage管理コンソールの“ワークユニット:[ワークユニット名]:[インプリメンテーションリポジトリID]:環境設定”において、対象のワークユニットの“起動パラメタ”を確認してください。対象プロセスのワークユニット名、インプリメンテーションリポジトリIDが分からない場合は、islistaplprocコマンドを実行し、出力結果からワークユニット名とインプリメンテーションリポジトリIDを特定してください。
または、ワークユニット定義の“Param for Executable File”(アプリケーション起動時に渡すパラメタ)を参照してください。ワークユニット定義を特定するには、islistaplprocコマンドを実行し、出力結果より対象のプロセスのワークユニット名を確認してください。このワークユニット名をワークユニット定義の“Name”と比較し、一致した定義が対象プロセスのワークユニット定義になります。
islistaplprocコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
HTMLファイルの“PARAM NAME”の設定値を確認することで、パラメタの特定が可能です。
バッチファイル、コマンドプロンプト、シェルを確認してください。