CORBAサービスは、CORBAアプリケーションの動作状態をログ採取することができます。
CORBAサービスのログには「アクセスログ」、「プロセスログ」、「エラーログ」、「インフォメーションログ」の4種類があり、それぞれ、CORBAアプリケーションのメソッド発行によるアクセスログ、プロセスの起動・停止状態、エラー情報、正常系の情報が採取されます。採取されたデータはログファイルに出力されます。
採取されたログにより、運用中のトラブル発生時の原因究明に役立てることができます。
CORBAサービスの4種類のログについて、以下に説明します。
CORBAアプリケーションのメソッド動作中のログ(送受信処理のトレース)がサーバ側で採取されます。何らかの原因によりクライアント/サーバ間のメソッド送受信処理が中断・停止してしまった場合に、どの処理まで正常に行われているか確認することができます。
CORBAアプリケーションの起動時・終了時に、そのプロセスIDとコマンド実行文が採取されます。
エラーなどが発生した場合に、プロセスの特定が容易になります。
CORBAアプリケーションの技術員向け内部情報が採取されます。
CORBAアプリケーションの技術員向け内部情報が採取されます。
ログ情報資料を採取する際は、cpコマンド等によって複写してください。mvコマンド等によって移動したりファイル名を変更した場合、CORBAサービスを再起動するまでログ情報が出力されなくなる場合があります。