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Symfoware Active DB GuardV10.1.0 設計・セットアップガイド

J.5 BC管理スキーマの定義

BC管理DBを作成するには、両システムでBC管理スキーマの定義を行います。

BC管理スキーマの定義はRDBシステム単位で実行します。

BC管理スキーマ定義の出力は、rdbbcmndbコマンドで行います。

実際の定義はSymfoware Serverのrdbddlexコマンドで実施します。

$ rdbbcmndb -E -L -o 出力ファイル名
$ rdbddlex 上記で指定した出力ファイル名

注意

  • BC管理スキーマの定義は必ずrdbbcmndbコマンドで生成した定義文を利用してください。なお、BC管理DBのBC管理スキーマ配下にトリガなどBC管理DBに関係しない定義を実施することはできません。

  • BC管理DBを定義する場合はSymfoware Serverが起動中でかつ、対象のRLPが以下の状態で実施してください。

    • セットアップ:初期状態

    • 運用開始後の再定義:切り替えオフライン

  • BC構成パラメタファイルの編集は、BC管理スキーマの定義を行う前に必ず実施してください。

  • BC管理スキーマの作成はSymfoware Serverの管理者の権限で実行してください。

参考

  • BC管理スキーマのデータベース名は、BC構成パラメタファイルのBCMNDBパラメタに指定した文字列を使用します。詳細は、“2.6 BC構成パラメタファイルの編集”を参照してください。

  • スキーマ名、表名およびDSO名は、システム固定名称を使用します。詳細は、“E.1 BC管理DBの構成”を参照してください。

参照

rdbddlexコマンドの詳細は、“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。