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Symfoware Active DB GuardV10.1.0 設計・セットアップガイド

J.6 RLP管理オブジェクトの作成

RLP管理オブジェクトを作成します。

本作業は、両システムでRLPごとに実施します。

RLP管理オブジェクトの作成定義の出力はrdbbcmndbコマンドで行います。

実際の定義はSymfoware Serverのrdbddlexコマンドで行います。

$ rdbbcmndb -E -G -p RLP名 { -r ローデバイス名 [-s 作成サイズ] |
                             -f ファイル名 -s スペース量 }
            -o 出力ファイル名
$ rdbddlex -d BC構成パラメタファイルのBCMNDBの指定値
            上記で指定した出力ファイル名

注意

  • RLP管理オブジェクトの作成は、必ずrdbbcmndbコマンドで生成した定義文を利用してください。

  • BC管理DBを定義する場合はSymfoware Serverが起動中でかつ、対象のRLPが以下の状態で実施します。

    • セットアップ:初期状態

    • 運用開始後の再定義:切り替えオフライン

  • 対象のRLPをオンラインにする前に必ずRLP管理オブジェクトの作成を行ってください。

  • RLP管理オブジェクトの作成はSymfoware Serverの管理者の権限で実行してください。

ポイント

rdbbcmndbコマンドで作成したRLP管理オブジェクトの定義体は、データベーススペースに関する部分のみ、必要に応じて利用者側で編集することが可能です。
それ以外の定義は編集しないでください。なお、データベーススペースに関する部分とは、CREATE DBSPACE文の変更および追加と、CREATE DSI文(表およびインデックス)の割付け対象(ALLOCATE句)を表します。
CREATE DBSPACE文、CREATE DSI文および定義体の編集方法の詳細は、“Symfoware Server RDB運用ガイド(データベース定義編)”を参照してください。
RLP管理オブジェクトに割り付けるデータベーススペースは、当該RLPのロググループに属したデータベーススペースを指定してください。

参照

  • RLP管理オブジェクトのスペース量の見積りは、“A.3.1 RLP管理オブジェクトの容量見積り”を参照してください。

  • rdbddlexコマンドの詳細は、“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。