3.2.1 フェイルオーバ運用のセットアップ手順

フェイルオーバ運用を行う場合のセットアップ手順を以下に示します。

太線で囲んでいる手順は、“3.2.2 フェイルオーバ運用のセットアップ操作”で説明します。

注意

Active DB Guardのセットアップは運用ノード側で実施してください。
Active DB GuardはストレージシステムとしてETERNUSを使用し、ETERNUSのリモートコピー機能を使用して、相手システムとの連携を行います。このため、Active DB Guardのセットアップを開始する前に、ETERNUSの以下の設定を完了させてください。
- リモートコピー機能が使用できるための設定
- Consistencyバッファの設定
ETERNUSの各種設定については、“ETERNUSmgr ユーザーガイド設定／保守編”を参照してください。

セットアップの作業項目について、それぞれの参照先を以下の表に示します。

表3.6 作業項目の参照先
作業項目	参照先
GDSリソースの活性	“3.2.2.1 GDSリソースの活性”
Symfoware/RDBの環境作成	“3.2.2.2 Symfoware/RDBの環境作成”
データベース定義およびデータの創成	“2.3 運用対象のデータベース定義とデータ創成”
RLP名の決定	“2.4.1 RLP名の決定”
システムの時刻合わせ	“2.4.2 システムの時刻合わせ”
複写用ローデバイスの作成	“2.4.3 複写用ローデバイスの作成”
システム間での複写用ローデバイスの対応付け	“3.2.2.3 システム間での複写用ローデバイスの対応付け”
RDB構成パラメタファイルの編集	“2.5 RDB構成パラメタファイルの編集”
BC構成パラメタファイルの編集	“3.2.2.4 BC構成パラメタファイルの編集”
BCログ管理ファイルの作成	“2.7 BCログ管理ファイルの作成”
RLP動作環境ファイルの編集	“2.8 RLP動作環境ファイルの編集”
RLP定義ファイルの編集	“2.9 RLP定義ファイルの編集”
RLMおよびRLCの作成	“2.10 RLMおよびRLCの作成”
データベース環境の複写	“2.11 データベース環境の複写”
BC管理DBの作成	“2.12 BC管理DBの作成”
RERUNログ引継ぎファイルの作成	“2.13 RERUNログ引継ぎファイルの作成”
資源の関連付け	“2.14 システム間のデータベース資源の関連付け”
サブプロシジャの登録	“3.2.2.5 サブプロシジャの登録”
RDBシステムの登録	“3.2.2.6 RDBシステムの登録”
GDSリソースの非活性	“3.2.2.7 GDSリソースの非活性”
リソースの作成とクラスタアプリケーションの作成	“3.2.2.8 リソースの作成とクラスタアプリケーションの作成”
ACMのクラスタアプリケーションへの登録	“3.2.2.9 ACMのクラスタアプリケーションへの登録”