以下の場合に、バックアップデータを復元します。
配信データベースが破損した場合
配信データベースが破損している状態では、以下のような現象が起きます。
出力指示画面や処理状況照会画面が表示されない
ハードウェア障害で配信データベースが起動できない など
配信フォルダ、および配信フォルダ配下の帳票が破損した場合
配信フォルダおよび配信フォルダ配下の帳票が破損している状態では、帳票ファイルが存在しません。この場合、以下のような現象が起きます。
配信フォルダ配下の帳票が表示されない
印刷が常に失敗する など
配信データベース、配信フォルダ、および配信フォルダ配下の帳票が破損した場合
例えば、次の2つの現象が同時に起きている状態です。
配信データベースが破損した場合の現象
配信フォルダ、および配信フォルダ配下の帳票が破損した場合の現象
保管データベースが破損した場合
保管データベースが破損している状態では、以下のような現象が起きます。
帳票や保管フォルダがリストナビの一覧に表示されない
ハードウェア障害で保管データベースが起動できない など
保管フォルダ、および保管フォルダ配下の帳票が破損した場合
保管フォルダおよび保管フォルダ配下の帳票が破損している状態では、帳票ファイルが存在しません。この場合、以下のような現象が起きます。
帳票が表示されない
保管フォルダが表示されない など
保管データベース、保管フォルダ、および保管フォルダ配下の帳票が破損した場合
例えば、次の2つの現象が同時に起きている状態です。
保管データベースが破損した場合の現象
保管フォルダ、および保管フォルダ配下の帳票が破損した場合の現象
復元を実施する場合は、List Worksサービス、配信管理サービス、および配信出力サービスを停止する必要があります。
「保管データベースが破損した場合」、「保管フォルダおよび保管フォルダ配下の帳票が破損した場合」、「保管データベース、保管フォルダおよび保管フォルダ配下の帳票が破損した場合」の復元方法については、“保守手引書”を参照してください。 |
「配信データベースが破損した場合」、「配信フォルダ、および配信フォルダ配下の帳票が破損した場合」、「配信データベース、配信フォルダ、および配信フォルダ配下の帳票が破損した場合」の復元方法
“11.2.1 退避時の状態まで復元”の手順で復元します。
バックアップデータを復元するため、退避時の状態に戻ります。退避後に作成した配信フォルダおよび登録した帳票は、再度、作成および登録する必要があります。
詳細については“11.2.1 退避時の状態まで復元”を参照してください。 |