KF,キー名,値1,
最初のKFレコードに値1を途中まで記述し、次のKFレコードで、「+」(継続行)の後に値1の続きを記述します。
KF,キー名,値1, KF,+,値1,
値の前後を二重引用符(")でくくってください。
KF,キー名,"値1,値2",
(1) キー名
指定できるキー名は、SCレコードで指定したセクション名により異なります。
LISTVIEWセクション、LWASSORTセクション、FAXセクションで指定できる帳票情報については、“付録A 帳票仕分け管理機能で使用できる帳票情報”を参照してください。 |
(2) 値
キー名に設定する値は、以下のいずれかの方法で記述します。
文字列を直接記述する方法
KP/KCレコードの帳票情報の定義を利用する方法
RSレコードの帳票情報の定義を利用する方法
任意の固定文字列を直接指定します。
以下の形式で指定します。
=任意の固定文字列%セクション名%キー名%任意の固定文字列
「=」:マージ識別子 (固定文字列)
他の帳票情報の定義を利用するための定義をするパラメタであることを示します。
任意の固定文字列:キーの値の一部として取り込む任意の固定文字列
省略可能です。「%」は指定できません。
「%」:区切り文字 (固定文字列)
セクション名またはキー名の開始/終了を表します。
セクション名:利用するキー値が存在するセクションの名前
SCレコードに定義した任意のセクション名を指定します。
キー名:利用するキー値が設定されているキーの名前
指定したセクションに定義されているKPレコード/KCレコードのキー名を指定します。存在しないキー名を指定した場合でも、astfdef/astodefコマンドは正常終了し、仕分け実行時にキーの値に空文字列が設定されます。
以下の形式で指定します。
=任意の固定文字列%PrintASSORT%キー名%任意の固定文字列
「=」:マージ識別子 (固定文字列)
他の帳票情報の定義を利用するための定義をするパラメタであることを示します。
任意の固定文字列:キーの値の一部として取り込む任意の固定文字列
省略可能です。「%」は指定できません。
「%」:区切り文字 (固定文字列)
キー名の開始/終了を表します。
「PrintASSORT」:固定文字列
RSレコードのキーの値を利用することを示します。
キー名:利用するキー値が設定されているキーの名前
存在しないキー名を指定した場合でも、astfdef/astodefコマンドは正常終了し、仕分け実行時にキーの値に空文字列が設定されます。
値に設定できる文字数は、帳票の種類によって異なります。以下に設定できる文字数について示します。富士通ホスト帳票の場合は、文字数を超えてもastfdefコマンドは正常終了し、仕分け実行時に設定できる文字数分だけ、キーの値を設定します。
記述形式 | オープン帳票の場合の文字数 | 富士通ホスト帳票の場合の文字数 |
---|---|---|
KF,キー名,値1, | 値1が、1~256文字(半角文字)以内 | キー名+値1が、248文字(半角文字)以内 |
KF,キー名,値1a, | 値を複数行に分けて定義する場合は、各値(値1a、値1b、値1x)は、それぞれ1~256文字(半角文字)以内。 | 値を複数行に分けて定義する場合は、キー名+値1全体(値1aから値1xの合計)が269文字(半角文字)以内 |
(3) 継続行
継続行を指定する場合は以下のことに注意してください。
キー名は必ず先頭行に指定します。
継続行の直前行では文字を1文字以上指定する必要があります。