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Interstage List Works V10.0.0 帳票仕分け手引書
Interstage

4.3.5 定義例

定義例:文字列を直接記述

「LV-TITLE」(帳票名)に対して、「10月度給与明細」を設定する場合の定義例を以下に示します。

KF,LV-TITLE,10月度給与明細,

定義例:KP/KCレコードの帳票情報の定義を利用
定義例1

KPレコード、またはKCレコードで「タイトル(TITLE-NAME)」というキーで抜き出された文字列を、「LV-TITLE」というキーの値の一部として利用する場合の定義例を以下に示します。

  • オープン帳票を仕分ける場合

    SC,INFO,
    KC,TITLE-NAME,99,1,9990,1380,12690,1760,
    SC,LISTVIEW,
    KF,LV-TITLE,=1月度%INFO%TITLE-NAME%,
  • 富士通ホスト帳票を仕分ける場合

    SC,INFO,
    KP,TITLE-NAME,99,1,3,50,60,
    SC,LISTVIEW,
    KF,LV-TITLE,=1月度%INFO%TITLE-NAME%,

「INFO」セクション配下の「TITLE-NAME」キーで抜き出した文字列が「給与明細」であったとすると、その帳票の「LV-TITLE」キーには、「1月度給与明細」が設定されます。

定義例2

KPレコードで「YEAR」というキーで抜き出された文字列を、KFレコードの継続行で使用する場合の定義例を以下に示します。

SC,INFO,
KP,YEAR,99,1,3,45,48,
SC,LISTVIEW,
KF,LV-TITLE,=伝票,
KF,+,(%INFO%YEAR%年度),

「INFO」セクション配下の「YEAR」キーで抜き出された文字列が「2008」であったとすると、その帳票の「LV-TITLE」キーには、「伝票(2008年度)」が設定されます。


定義例:RSレコードの帳票情報の定義を利用

RSレコードの「RS-KEY」に定義された値を、「LV-STITLE」の一部として利用する場合の定義例を以下に示します。

  • オープン帳票を仕分ける場合

    KF,LV-STITLE,=部署コード:%PrintASSORT%RS-KEY%,
    RS,STRC,1440,1440,2880,1720,RS-KEY,

    帳票内の左上座標(1440,1440)、右下座標(2880,1720)の範囲に「営業1課」という文字列が存在する場合、KFレコードのLV-STITLEキーには、「部署コード:営業1課」の文字列が設定されます。

  • 富士通ホスト帳票を仕分ける場合

    KF,LV-STITLE,=部署コード:%PrintASSORT%RS-KEY%,
    RS,STRG,14,40,48,RS-KEY,

    帳票内の14行目、40桁目から48桁目の範囲に「営業1課」という文字列が存在する場合、KFレコードのLV-STITLEキーには、「部署コード:営業1課」の文字列が設定されます。


定義例:継続行を使用

KFレコードで「LV-DB-PATH」キーの値に継続行を使用した例を以下に示します。

KF,LV-DB-PATH,C:\LVDATA\EIGYOU\GETSUJI\,
KF,+,URIAGE,

KFレコードの「LV-DB-PATH」キーの値には、以下が設定されます。

  C:\LVDATA\EIGYOU\GETSUJI\URIAGE

定義例:複数の値を定義
定義例1

KFレコードで「LV-IDPR-POINT」の値に、X座標1mm、Y座標1mmを指定した例を以下に示します。

KF,LV-IDPR-POINT,"57,57",
定義例2

KFレコードで「LV-ACCESS-USER-nn」の値に、USER1に対して、「帳票の移動」、「帳票の複写」、「メール送信」のアクセス権のみ解除指定した例を以下に示します。

KF,LV-ACCESS-USER-00,"USER1,FULL,MOVE,COPY,MAIL",