他製品がInterstageのネーミングサービスを配置したコンピュータに、Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバをインストールした場合の環境作成方法について、以下の環境構築例を使用して説明します。
環境構築例
運用管理サーバと他製品サーバが共存している場合の環境例を以下に示します。
他製品によって、すでにネーミングサービスが構築されているコンピュータ(hostA)が存在している
コンピュータ(hostA)にSystemwalker Centric Managerの運用管理サーバをインストールし、後から環境構築する
ネーミングサービスの登録先
他製品によってすでにネーミングサービスが構築されたコンピュータ上に追加登録します。
上記の環境構築例の場合、コンピュータ(hostA)上のネーミングサービスにSystemwalker Centric Managerのネーミング情報を追加登録します。
環境作成手順
環境作成手順は以下のとおりです。
なお、以下の手順を実施すると、ObjectDirectorのconfigファイルのパラメタ値が加算、または上書き設定されます。他製品が設定しているパラメタ値と異なる場合は他製品に影響するため、以下を実施する前にパラメタ値を確認してください。
運用管理サーバをインストールしたコンピュータにAdministratorユーザでログオンします。
ObjectDirector上で動作しているアプリケーションが存在する場合は、そのアプリケーションを終了させます。
スタートメニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[ツール]-[運用環境の保守]を選択します。
[処理の選択]画面で[実施する処理]として[運用環境の構築]を選択します。
[各種データベース作成情報の入力]画面の[設定の対象]で作成するデータベースを選択し、データベースごとに必要な情報を入力後、[次へ]ボタンをクリックします。
[ネーミングサーバの選択]画面が表示されるので、[ローカルサーバ]を選択します。
[ObjectDirector環境再作成の確認]画面が表示されます。
ここでは、「ローカル→ローカル」のパターンとなるため、[いいえ]ボタン(再構築しない)をクリックします。
運用管理サーバ用のネーミング情報が、他製品によってすでに構築されているネーミングサービスに自動的に追加登録されます。