配置した運用操作部品ノードに対する入出力情報を設定します。
プロセス定義エディタ上で運用操作部品ノード(サービスの起動を確認する)をクリックします。
[プロパティー]-[入出力情報]-[入力情報]タブの順にクリックします。
「サービスの起動を確認する」部品では、ホスト名とサービス名を指定します。
hostname: ホスト名またはIPアドレス
service: 起動を確認するサービスの名前
[基本]セクションのリストから、hostname を選択します。
[プロパティー]ビューの右半分に、[設定内容]および[説明]セクションが表示されます。
[種別]コンボボックスから、fixed を選択し、値にホスト名を入力します。ここでは、hostname に"localhost" を指定しています。
種別: fixed
値: localhost
[種別]では入力情報の入力方法種別を選択します。[種別]を選択した後、[名前]にそれぞれの入力種別に対応した値を入力または選択します。
種別 | 説明 | 入力値 |
---|---|---|
fixed | [値]フィールドで入力された文字列をそのまま運用操作部品に入力情報として与えます。 | 運用操作部品を実行するために必要な値そのそのものを入力してください。 例:10.255.255.xxx |
uda | [変数名]コンボボックスから選択したユーザ定義属性(UDA)に格納されている文字列を運用操作部品に入力情報として与えます。 | UDAの名前をコンボボックスから選択してください。 例:UDA_NAME ※コンボボックスには、[プロパティー]-[ユーザ定義属性]タブで追加したタイプが"STRING"のUDAの名前の一覧が表示されます。 |
注意
運用操作部品ノードの入出力情報に指定可能なUDAは、STRING型のUDAだけです。
注意
プロセスインスタンスの上限サイズは4MBです。このサイズは、プロセスインスタンスの履歴情報や、配置されたノードの数、UDAの数や格納された値などの合計です。プロセスインスタンスの実行中に、UDAに大量データが格納されるなどによりサイズが4MBを超えた場合は、以下のエラーメッセージがカスタムメッセージに出力されプロセスインスタンスは異常終了します。
FSP_SW/RB-A_BASE [ERROR]: 03012: Cannot set data because data is exceeds the limit.
プロセスインスタンスが異常終了し、上記のエラーメッセージが出力された場合は、以下の対処を実施してください。
運用操作部品がUDAに出力する値のサイズを削減する。
サブプロセス等を使用して、1プロセスインスタンスで行う処理を分散化する。
注意
[入力情報]-[拡張]セクションで設定可能なパスワード情報については、自動運用プロセスでの入力情報として指定した値の場合、外部から参照しやすい情報となってしまうため、パスワードを設定する方法としてはセキュリティの面から推奨できません。
パスワードの入力を省略した場合は、あらかじめ運用管理サーバで設定された情報を安全に利用できるので、自動運用プロセスでの入力情報の設定では省略することを推奨します。
なお、本製品では、テスト環境など機密情報を保護する必要がない場合に簡単に設定できるようパスワードの値を指定できるようにしています。
同様に、[基本]セクションのリストから service を選択して、[種別]コンボボックスから、fixed を選択し、値にコマンドを指定します。ここでは、service に "Eventlog" を指定しています。
種別: fixed
値: Eventlog
以下のような情報が入力できていることを確認します。
プロセス定義エディタ上で運用操作部品ノード(メールを送信する)をクリックし、[プロパティー]-[入出力情報]-[入力情報]タブの順にクリックします。
「メールを送信する」部品では、以下の入力情報を指定します。
hostname: 送信メール(SMTP)サーバのホスト名またはIPアドレス
fromaddress: メールの送信元アドレス
toaddress: メールの宛先アドレス
subject: メールのタイトル
text: メールの本文