ページの先頭行へ戻る
SystemwalkerService Catalog Manager V14g アプリケーションサービス機能運用ガイド 管理者編
Systemwalker

D.4 パラメーターとオプションの価格

サービスがパラメーターやオプションを提供している場合、それらに対する料金を価格モデルで定義できます。アプリケーションの実装や統合により、パラメーターやオプションを提供しない場合もあります。サプライヤーは数値パラメーターとオプション(選択肢)に対する料金を定義します。さらに、これらの料金がサービスごとに課金されるのか、ユーザー数に応じて課金されるのかを指定します。

数値パラメーターは価格の乗数です。それ以外の型のパラメーターやオプションの乗数は1です。

パラメーターとそのオプションの料金はその他の価格モデルの要素には左右されません。

この課金方式には段階的な価格設定を適用できます。つまり、パラメーターの値に応じてパラメーターに対する単価を変えることが可能です。詳細は“D.6 段階的な価格設定”を参照してください。

次の例は、サービス利用時に作成するフォルダーの単価を400円に設定しています。フォルダー名を変更する機能を有効にすると、ユーザーごとに100円かかります。期間中(たとえば1日)のユーザー数は2人です。カスタマーは利用申請時に新規フォルダー数を45に制限するよう指定しています。

この場合、合計金額は次のように計算されます。

(45 * 400) + (100 * 2) = 18200円