ユーザー単価には、サービスを利用したユーザー数に応じて発生する利用料金を定義します。月、週、日、時間などの利用期間がサポートされています。ユーザー単価はサービス単価、イベント、その他の使用データには左右されません。
この課金方式には段階的な価格設定を適用できます。つまり、サービスを利用したユーザーの数に応じてユーザー単価を変えることが可能です。詳細は“D.6 段階的な価格設定”を参照してください。
例
3人のユーザーがサービスに割り当てられています。料金は日単位で計算されます。価格モデルではユーザー単価として1000円が指定されています。ユーザーAとユーザーBがサービスを2.5日、ユーザーCが3.5日使用しました。この場合、次のように料金を計算します。
例:価格モデル要素の組み合わせ
次に"初期サービス価格"、"サービス単価"、"ユーザー単価"の要素を組み合わせた価格モデルを示します。
利用期間に基づいた料金:月単位
初期サービス価格:3000円
サービス単価:1000円
ユーザー単価:2000円
この価格モデルを適用しているサービスには5人のユーザーが割り当てられています。そのうち2人が割り当てられているのは半月で、他の3人は丸一カ月割り当てられています。
最初の請求期間の料金は次のように計算します。
次の月からは、初期サービス価格はかかりません。