繰返し数指定可変長フォーマットとは、「ヘッダ部」と「明細部」で構成されており、明細部が繰り返されるフォーマットです。
明細部の繰返しは無制限で、レコードごとに繰返し数が異なってもかまいません。
ここまでは「レコード終端可変長フォーマット」と同じですが、改行マークは不要で、代わりに「ヘッダ部」の1つの項目に「明細部の繰返し回数を示す項目」をもち、その値が「明細部」の繰返し数を表します。
図C.6 繰返し数指定可変長フォーマット
注意
明細部の中にさらに明細部をもつことはできません。また異なる明細部を1レコードの中に複数箇所もつこともできません。
デザインシートの定義概要
以下の内容をデザインシートに定義します。
繰返し数設定項目(データ構造定義)
繰返し開始項目(データ構造定義)
繰返し数が設定されている項目を「繰返し数設定項目」に指定します。また、どの項目から繰返しが始まるかを「繰返し開始項目」に指定します。「繰返し開始項目」からデータ構造定義に定義した最後の項目までの範囲が上述の明細部です。
定義方法の詳細は、“デザインシート操作ヘルプ”を参照してください。