ITSMとITCMの帳票定義を実施します。
連携で使用する伝票をITCMで用意してください。
フローと電子フォームの作成や登録については、「Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド」を参照してください。
注意
ITSMから自動起票を行うために、ITCMの管理者機能画面の回覧ルート定義管理より、申請アクティビティを除くすべてのアクティビティに対して、指定ユーザーIDまたは指定グループIDを指定してください。
ITSM連携で使用する電子フォームでは、以下の項目を追加する必要があります。
必須タグ名 |
MYOBaseRequestID |
Title |
Comment |
IncidentNO |
上記タグ名はDataRootタグの直下に挿入してください。
管理者機能画面から[Systemwalker IT Change Manager帳票定義管理]ボタンをクリックします。
必要事項を入力し[保存]ボタンをクリックします。
図3.4 Systemwalker IT Change Manager 帳票設定画面
項目名 | 説明 |
---|---|
ステータス | 帳票定義の有効/無効を設定します。ステータスが使用中の場合のみ、帳票定義は有効になります。 仮登録:正式に登録されていない帳票の場合に使用します。 使用中:登録され使用可能な帳票の場合に使用します。 未使用:使用しなくなった帳票の場合に使用します。 削除予定:削除予定のある帳票の場合に使用します。 削除:「削除」を選択し保存すると帳票定義が削除されます。 |
RFC名 | ITCMの伝票管理に定義されている伝票名称を設定します。 |
帳票番号 | ITCMの伝票管理に定義されている伝票種別コードを設定します。 伝票XMLの識別に使用される番号になります。 “伝票種別コード”とは、ITCMの運用フロー登録時に割り当てられるIDのことです。詳細は「Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド」を参照してください。 |
inxmlファイル名 | “伝票XML編集コマンド”(注1)の-inxmlオプションで指定する、ひな型ファイル名を設定します。 ひな型ファイルは、“伝票情報抽出コマンド”(注1)を使用して抽出したXMLファイル内のタグに囲まれたテキストをすべて削除したものとなります。 |
outxmlファイル名 | “伝票XML編集コマンド”(注1)で使用する、更新後のファイル名を設定します。 |
説明 | “RFC名”の説明内容を設定します。 ITCMの伝票管理に定義されている伝票説明をそのまま入力してください。 |
引数 | “伝票XML編集コマンド”(注1)で指定する-rpオプションの内容を-rpを含めて指定してください。 ここで指定された内容が“伝票XML編集コマンド”の引数としてそのまま渡されます。 ただし、上記1.で指定した必須タグ名は自動で追加されているので、この入力欄では指定しないでください。 |
(注1) “伝票XML編集コマンド”と“伝票情報抽出コマンド”については、「Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド」を参照してください。
“ITSM.stat”という名前の0バイトのファイルを用意し、以下のディレクトリに格納します。
[ITCMインストールディレクトリ\ITPM\data\BASEDB\Denpyo\[帳票番号]