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SystemwalkerIT Service Management Service Desk V13.4 管理者ガイド

2.5 優先度定義管理

  各案件管理画面(インシデント、問題、変更)の入力項目である、重要度、優先度、影響範囲、影響度、緊急度で表示する値を定義します。また、それぞれの情報にはポイント値を入力し、重要度、優先度の自動計算に使用します。

インシデントの重要度、優先度は、影響範囲、影響度、緊急度から自動で設定されます。

以下に、自動設定の仕組みを説明します。


図2.12 重要度、優先度

尚、ポイント加算値、及び自動決定時の範囲指定については[優先度定義管理]で設定、変更することができます。

インシデント、問題で使用する重要度、優先を度自動でセットするための設定を行います。[優先度定義]ボタンより、優先度定義を行います。[1.4 サービス定義管理]でサービスを新規登録し、既に登録されている[DEF]サービスからサービス定義をコピーすると新規登録したサービスに優先度定義が作成されます。

  1. 管理者機能画面から[優先度定義管理]ボタンをクリックします。

  2. 必要事項を入力し[保存]ボタンをクリックします。



    図2.13 優先度定義画面




    項目名

    説明

    サービス

    サービス名を指定します。

    区分

    優先度区分を指定します。(影響範囲、影響度、重要度、緊急度、優先度)

    表示文字

    案件管理画面(インシデント、問題、変更)のプールダウンメニューで表示される文字列を入力します。

    ポイント

    重要度、優先度は、影響範囲、影響度、緊急度をそれぞれポイントとして設定します。

    自動判定ポイント小~判定ポイント大

    重要度・優先度を決定するための自動判定ポイントを数値で設定します。

    目標対応時間(分)

    案件の解決目標時間を指定します。

    1回目アラート(分前)

    目標解決時間前の1回目のアラートの時間を登録します。

    2回目アラート(分前)

    目標解決時間前の2回目のアラートの時間を登録します。

    例:

    目標対応時間:360分

    1回目アラート(分前):240分

    2回目アラート(分前):60分


  3. 保存のメッセージを確認します。