各案件管理画面(インシデント、問題、変更)の入力項目である、重要度、優先度、影響範囲、影響度、緊急度で表示する値を定義します。また、それぞれの情報にはポイント値を入力し、重要度、優先度の自動計算に使用します。
インシデントの重要度、優先度は、影響範囲、影響度、緊急度から自動で設定されます。
以下に、自動設定の仕組みを説明します。
図2.12 重要度、優先度
尚、ポイント加算値、及び自動決定時の範囲指定については[優先度定義管理]で設定、変更することができます。
インシデント、問題で使用する重要度、優先を度自動でセットするための設定を行います。[優先度定義]ボタンより、優先度定義を行います。[1.4 サービス定義管理]でサービスを新規登録し、既に登録されている[DEF]サービスからサービス定義をコピーすると新規登録したサービスに優先度定義が作成されます。
管理者機能画面から[優先度定義管理]ボタンをクリックします。
必要事項を入力し[保存]ボタンをクリックします。
図2.13 優先度定義画面
項目名 | 説明 |
---|---|
サービス | サービス名を指定します。 |
区分 | 優先度区分を指定します。(影響範囲、影響度、重要度、緊急度、優先度) |
表示文字 | 案件管理画面(インシデント、問題、変更)のプールダウンメニューで表示される文字列を入力します。 |
ポイント | 重要度、優先度は、影響範囲、影響度、緊急度をそれぞれポイントとして設定します。 |
自動判定ポイント小~判定ポイント大 | 重要度・優先度を決定するための自動判定ポイントを数値で設定します。 |
目標対応時間(分) | 案件の解決目標時間を指定します。 |
1回目アラート(分前) | 目標解決時間前の1回目のアラートの時間を登録します。 |
2回目アラート(分前) | 目標解決時間前の2回目のアラートの時間を登録します。 例: 目標対応時間:360分 1回目アラート(分前):240分 2回目アラート(分前):60分 |
保存のメッセージを確認します。