Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0
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付録C 旧バージョンからの移行> C.3 Internet Navigware Server Enterprise Edition V8.0からの移行

C.3.5 データ移行エラー時のリカバリ方法

データ移行時にエラーが発生した場合は、以下の点を確認してください。

データ移行時にエラーが発生した場合のリカバリ方法は、データベースにより異なります。

C.3.5.1 Symfoware Serverの場合

リモートでSymfoware Serverを使う場合には、下記の手順の3、4、5、8はSymfoware Serverが動作するサーバ側で作業を行ってください。手順の1、2、6、7、9はInternet Navigware Server Enterprise Edition V8.0が動作するサーバで作業を行ってください。
  1. Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0がインストールされたサーバで、コマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリを以下に移動します。

    <Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0のインストール先ディレクトリ>\db


    例) Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0のインストール先ディレクトリが、“C:\Program Files\Fujitsu\INServerV8”の場合、以下のコマンドを実行します。

    C:\>cd "C:\Program Files\Fujitsu\INServerV8\db"


  2. DropInaviTable.bat、およびDropCnCTable.batを実行します。

  3. Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0がインストールされたサーバと、Symfoware Serverがインストールされたサーバが異なる場合は、ディレクトリ内のdrop_symfodb.cmd、およびcreate_symfodb.cmdを、Symfoware Serverを運用するサーバの任意のディレクトリにコピーします。

  4. Symfoware Serverがインストールされたサーバで、drop_symfodb.cmdを実行します。
    第1パラメタに、作業用ディレクトリを指定します。作業用ディレクトリの最後に\は指定しないでください。

    例) 作業用ディレクトリが、“c:\work”の場合

    C:\>drop_symfodb.cmd c:\work

    ※作業用ディレクトリはあらかじめ作成しておいてください。作業用ディレクトリ名は、空白を含んだファイル名等、ロングファイルネームを指定することは出来ません。8.3形式のフォルダ名を指定してください。8.3形式のフォルダ名はコマンドプロンプトでdir /xを実行することで取得することができます。

  5. Symfoware Serverがインストールされたサーバで、create_symfodb.cmdを実行します。
    第1パラメタにデータ格納先、第2、第3パラメタに、INAVIDB、CNCDBのサイズを指定します。データ格納先の最後に\は指定しないでください。

    例) データ格納先が、“C:\Program Files\Fujitsu\INServerV8\db”、INAVIDBのサイズが1024MB、CNCDBのサイズが50MBの場合

    C:\>create_symfodb.cmd C:\PROGRA~1\Fujitsu\INSERV~1\db 1024 50

    ※データ格納先は、空白を含んだファイル名等、ロングファイルネームを指定することは出来ません。8.3形式のフォルダ名を指定してください。8.3形式のフォルダ名はコマンドプロンプトでdir /xを実行することで取得することができます。

    実行方法の詳細は、インストール説明書の“データベースの作成手順”を参照してください。

  6. Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0がインストールされたサーバで、コマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリを以下に移動します。

    <Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0のインストール先ディレクトリ>\db


    例) Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0のインストール先ディレクトリが、“C:\Program Files\Fujitsu\INServerV8”の場合、以下のコマンドを実行します。

    C:\>cd "C:\Program Files\Fujitsu\INServerV8\db"


  7. CreateInaviTable.bat、およびCreateCnCTable.batを実行します。

  8. C.3.3 データの移行の「C.3.3.1 Symfoware Server(旧組込みデータベースを含む)からの移行」の手順1.でバックアップしたデータをリストアします。
    データベースのリストアは、24.3.1 Symfowareに記載された手順2.〜3.の操作を実施してください。


    INAVIDBのリストアで使用するバッチファイルは、invrestore.batではなく、invrestoreV8toV9.batを使用してください。


  9. C.3.3 データの移行の「C.3.3.1 Symfoware Server(旧組込みデータベースを含む)からの移行」の手順11.〜12.の操作を、再度行います。

C.3.5.2 Oracleの場合

[Windows版]
  1. Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0がインストールされたサーバで、コマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリを以下に移動します。

    <Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0のインストール先ディレクトリ>\db


    例) Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0のインストール先ディレクトリが、“C:\Program Files\Fujitsu\INServerV8”の場合、以下のコマンドを実行します。

    C:\>cd "C:\Program Files\Fujitsu\INServerV8\db"


  2. DropInaviTable.batを実行します。

  3. DropCnCTableV8.batを実行します。


    DropCnCTable.batは使用しないでください。


  4. C.3.3 データの移行の「C.3.3.2 Oracleからの移行」の手順1.でバックアップしたデータをリストアします。
    Oracleデータベースがインストールされたサーバで、以下の操作を行います。

    1. INAVIDBデータベースのバックアップデータをリストアします。
      コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。

      C:\>IMP INAVIDB/%password%@INAVIDB FILE=%filename%

      %password%:INAVIDBユーザのパスワード
      %filename%:INAVIDBデータベースのバックアップファイル名

      例) INAVIDBユーザのパスワードがPWDIN8、INAVIDBデータベースのバックアップファイル名がD:\DMP\inavi8.DMPの場合

      C:\>IMP INAVIDB/PWDIN8@INAVIDB FILE=D:\DMP\inavi8.DMP

      ※バックアップファイル名は、空白を含んだファイル名等、ロングファイルネームを指定することは出来ません。8.3形式のフォルダ名を指定してください。8.3形式のファイル名はコマンドプロンプトでdir /xを実行することで取得することができます。

      リストアには、数分掛かります。

    2. CNCデータベースのバックアップデータをリストアします。
      コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。

      C:\>IMP CNCDB/%password%@CNC FILE=%filename%

      %password%:CNCユーザのパスワード
      %filename%:CNCデータベースのバックアップファイル名

      例) CNCユーザのパスワードがCNCDB、CNCデータベースのバックアップファイル名がD:\DMP\CNC.DMPの場合

      C:\>IMP CNCDB/CNCDB@CNC FILE=D:\DMP\CNC.DMP

      ※バックアップファイル名は、空白を含んだファイル名等、ロングファイルネームを指定することは出来ません。8.3形式のフォルダ名を指定してください。8.3形式のファイル名はコマンドプロンプトでdir /xを実行することで取得することができます。

      リストアには、数分掛かります。

  5. C.3.3 データの移行の「C.3.3.2 Oracleからの移行」のWindows版の手順2.〜5.の操作を、再度行います。

[Linux版]
  1. C.3.3 データの移行の「C.3.3.2 Oracle からの移行」の手順1.でバックアップしたデータをリストアします。
    データベースのリストアは、24.3.2 Oracleに記載された手順2.〜4.の操作を実施してください。

  2. C.3.3 データの移行の「C.3.3.2 Oracleからの移行」のLinux版の手順2.〜3.の操作を、再度行います。

C.3.5.3 SQL Serverの場合

  1. C.3.3 データの移行の「C.3.3.3 SQL Server からの移行」の手順1.でバックアップしたデータをリストアします。
    データベースのリストアは、24.3.3 SQL Serverに記載された手順2.〜3.の操作を実施してください。

  2. C.3.3 データの移行の「C.3.3.3 SQL Server からの移行」の手順2.〜3.の操作を、再度行います。


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