Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0

24.3.2 Oracle

Oracleのリストア手順について説明します。

1. Internet Navigware Serverの停止
   Interstage管理コンソールから、Internet Navigware Serverのワークユニットを停止します。
   詳細は、“18.4 Internet Navigware Serverの停止”を参照してください。
   
   
2. 既存のテーブルの削除
   以下の手順で既存のテーブルを削除します。
   
   [Windows版]
   
   1. コマンドプロンプトを開きます。
   2. Internet Navigwareのインストール先\dbフォルダに移動します。
      Internet Navigwareのインストール先が“C:\Program Files\Fujitsu\INServerV9”の場合は次のコマンドを入力します。
      cd "C:\Program Files\Fujitsu\INServerV9\db\"
   3. INAVIDBの削除
      以下のコマンドを実行し、INAVIDBを削除します。
      DropInaviTable.bat
   4. CNCの削除
      以下のコマンドを実行し、CNCを削除します。
      DropCnCTable.bat
   
   [Linux版]
   
   1. Internet Navigwareが動作するサーバにログインし、管理者ユーザに変更します。
      # su
   2. 次のコマンドを入力し、Internet Navigwareのインストール先/dbフォルダに移動します。
      # cd /opt/FJSVinsve/db
   3. INAVIDBの削除
      以下のコマンドを実行し、INAVIDBを削除します。
      # ./DropInaviTable.sh
   4. CNCの削除
      以下のコマンドを実行し、CNCを削除します。
      # ./DropCnCTable.sh
   
   
   
3. INAVIDBのリストア
   Oracleが動作しているサーバでINAVIDBを以下の手順でリストアします。
   
   [Windows版]
   
   1. Internet Navigware ServerのCD-ROMからtools\backup\Oracleディレクトリ配下にあるすべてのファイルを、Oracleが動作しているサーバの任意のディレクトリにコピーします。
   2. 24.1.2 Oracleで出力されたバックアップファイルを、DMPフォルダごと手順aでコピーしたディレクトリにコピーします。
   3. コマンドプロンプトを開きます。
   4. a.でコピーしたディレクトリに移動します。
   5. バッチファイルを実行します。
      バッチファイルの実行形式は以下のとおりです。

      
      i:INAVIDBのインスタンス名
      ii:INAVIDBのユーザ名
      iii:INAVIDBユーザのパスワード
      例:invrestore.bat INAVIDB INAVIDB/PWDIN8

   
   [Linux版]
   
   1. Oracleが動作しているサーバで、ターミナルを開きます。
   2. 24.1.2 Oracleで出力されたinavi8.DMPを、カレントディレクトリにコピーします。
   3. Oracle管理者用のアカウントで、以下のコマンドを実行します。

      
      i:INAVIDBのユーザ名
      ii:INAVIDBユーザのパスワード
      iii:バックアップファイル
      例:imp INAVIDB/PWDIN8 file=inavi8.DMP

4. CNCのリストア
   Oracleが動作しているサーバでCNCをリストアします。
   
   [Windows版]
   
   1. コマンドプロンプトを開きます。
   2. 手順3のa.でCD-ROMからコピーしたディレクトリに移動します。
   3. バッチファイルを実行します。
      バッチファイルの実行形式は次のとおりです。

      
      i:CNCのインスタンス名
      ii:CNCのユーザ名
      iii:CNCユーザのパスワード
      例:cncrestore.bat INAVIDB CNCDB/CNCDB

   
   [Linux版]
   
   1. Oracleが動作しているサーバで、ターミナルを開きます。
   2. 24.1.2 Oracleで出力されたCNC.DMPを、カレントディレクトリにコピーします。
   3. Oracle管理者用のアカウントで、以下のコマンドを実行します。

      
      i:CNCのユーザ名
      ii:CNCユーザのパスワード
      iii:バックアップファイル
      例:imp cncdb/cncdb file=CNC.DMP

   
   
5. Internet Navigware Serverのワークユニットの再起動
   Interstage管理コンソールから、Internet Navigware Serverのワークユニットを起動します。
   詳細は、“18.2 Internet Navigware Serverの起動”を参照してください。