Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0
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第2部 システム管理編> 第24章 バックアップ/リストア> 24.1 データベースのバックアップ

24.1.2 Oracle

Oracleのバックアップ手順について説明します。

  1. Internet Navigware Serverの停止
    Interstage管理コンソールから、Internet Navigwareのワークユニットを停止します。
    詳細は、“18.4 Internet Navigware Serverの停止”を参照してください。

  2. INAVIDBのバックアップ
    Oracleが動作しているサーバでINAVIDBを以下の手順でバックアップします。

    [Windows版]
    1. Internet Navigware ServerのCD-ROMからtools\backup\Oracle配下にあるすべてのファイルを、Oracleが動作しているサーバの任意のディレクトリにコピーします。
    2. コマンドプロンプトを開きます。
    3. カレントディレクトリを、手順aでコピーしたディレクトリに移動します。
    4. バックアップ用のバッチファイルを実行します。
      バッチファイルの実行形式は以下のとおりです。


      i:INAVIDBのインスタンス名
      ii:INAVIDBのユーザ名
      iii:INAVIDBユーザのパスワード
      例:invbackup.bat INAVIDB INAVIDB/PWDIN8
      出力ファイルは、カレントディレクトリに、DMP\inavi8.DMPで出力されます。
      実行時のログは、カレントディレクトリに、DMP\inavi8_BAK.LOGで出力されます。

    5. コマンドプロンプトを閉じます。

    [Linux版]
    1. ターミナルを開きます。
    2. Oracle管理者用のアカウントで、以下のコマンドを実行します。


      i:INAVIDBのユーザ名
      ii:INAVIDBユーザのパスワード
      例:exp INAVIDB/PWDIN8 owner=INAVIDB file=inavi8.DMP direct=y
      出力ファイルは、カレントディレクトリに、inavi8.DMPで出力されます。

    3. ターミナルを閉じます。


  3. CNCのバックアップ
    Oracleが動作しているサーバでCNCをバックアップします。

    [Windows版]
    1. コマンドプロンプトを開きます。
    2. カレントディレクトリを、手順2のaでコピーしたディレクトリに移動します。
    3. バックアップ用のバッチファイルを実行します。
      バッチファイルの実行形式は以下のとおりです。


      i:CNCのインスタンス名
      ii:CNCのユーザ名
      iii:CNCユーザのパスワード
      例:cncbackup.bat INAVIDB CNCDB/CNCDB
      出力ファイルは、カレントディレクトリに、DMP\CNC.DMPで出力されます。
      実行時のログは、カレントディレクトリに、DMP\CNC_BAK.LOGで出力されます。

    4. コマンドプロンプトを閉じます。

    [Linux版]
    1. ターミナルを開きます。
    2. Oracle管理者用のアカウントで、以下のコマンドを実行します。


      i:CNCのユーザ名
      ii:CNCユーザのパスワード
      例:exp cncdb/cncdb owner=cncdb file=CNC.DMP direct=y
      出力ファイルは、カレントディレクトリに、CNC.DMPで出力されます。

    3. ターミナルを閉じます。


  4. Internet Navigware Serverのワークユニットの再起動
    Interstage管理コンソールから、Internet Navigware Serverのワークユニットを起動します。
    詳細は、“18.2 Internet Navigware Serverの起動”を参照してください。

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