Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0
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目次

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24.1.1 Symfoware
Symfowareのバックアップ手順について説明します。
Symfowareのバックアップに際しては、以下に注意してください。
- ターミナルサービスを利用して、リモートからバックアップ作業を行うことはできません。バックアップ作業は、サーバ上にて実施してください。リモートからバックアップ作業を実施した場合、以下のエラーメッセージが出力されます。
「qdg02250u:RDBIIが未起動のため'rdbunl'コマンドは実行できません」
また、ターミナルサービスを利用した場合、必ずログオフを行ってセションを切断してください。ログオフではなく×ボタンによりターミナルサービスを終了した場合、ターミナルサービスのセションが残っているために、サーバ上でバックアップを行っても、同様のエラーが発生する場合があります。
- バックアップ作業は、Internet Navigwareをインストールしたユーザで実施してください。Internet Navigwareをインストールしたユーザ以外のユーザでバックアップ作業を実施した場合、以下のエラーメッセージが出力されます。
「qdg12293u:表'INAVIDB.INFOQATUTOR'にSELECT権限がありません」
- バックアップ先に指定するフォルダ内のファイルは、あらかじめ削除しておいてください。バックアップ先に、前回バックアップしたファイルが存在した場合、以下のエラーメッセージが出力されます。
「qdg02272u:ファイル'x:\INFOQATUTOR.dat'がすでに存在します」
バックアップは以下の手順で実施します。
Internet Navigware Serverの停止
Interstage管理コンソールから、Internet Navigware Serverのワークユニットを停止します。
詳細は、“18.4 Internet Navigware Serverの停止”を参照してください。
- INAVIDBのバックアップ
Symfowareが動作しているサーバでINAVIDBを以下の手順でバックアップします。
- Internet Navigware ServerのCD-ROMからtools\backup\Symfoware配下にあるすべてのファイルを、Symfowareが動作しているサーバの任意のディレクトリにコピーします。
- コマンドプロンプトを開きます。
- カレントディレクトリを、手順aでコピーしたディレクトリに移動します。
- invbackup.batを実行します。
invbackup.bat の引数にバックアップ先ディレクトリを指定します。
例:invbackup.bat d:\backup
バックアップ先ディレクトリはあらかじめ作成しておいてください。
※バックアップ先ディレクトリ名は、空白を含んだファイル名等、ロングファイルネームを指定することは出来ません。8.3形式のフォルダ名を指定してください。8.3形式のフォルダ名はコマンドプロンプトでdir /xを実行することで取得することができます。
- コマンドプロンプトを閉じます。
CNCのバックアップ
Symfowareが動作しているサーバでCNCをバックアップします。
手順2のaのファイルコピーと、バックアップ用ディレクトリは作成済みとします。
- コマンドプロンプトを開きます。
- カレントディレクトリを、手順2のa.でコピーしたディレクトリに移動します。
- cncbackup.batを実行します。
cncbackup.bat の引数にバックアップ先ディレクトリを指定します。
例:cncbackup.bat d:\backup
バックアップ先ディレクトリはあらかじめ作成しておいてください。
※バックアップ先ディレクトリ名は、空白を含んだファイル名等、ロングファイルネームを指定することは出来ません。8.3形式のフォルダ名を指定してください。8.3形式のフォルダ名はコマンドプロンプトでdir /xを実行することで取得することができます。
- コマンドプロンプトを閉じます。
Internet Navigware Serverのワークユニットの再起動
Interstage管理コンソールから、Internet Navigware Serverのワークユニットを起動します。
詳細は、“18.2 Internet Navigware Serverの起動”を参照してください。
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