メッセージ格納ファイルにデータベースを指定すると、データベース管理システムにMQD用のデータベースが作成されます(注)。作成されたデータベースでは、システム制御用とメッセージ格納用にデータベーススペースを使用します。システム制御用データベーススペースには、MQDの動作で必要な制御用のテーブルが割当てられます。メッセージ格納用データベーススペースには、メッセージを格納するメッセージキュー用のテーブルが割当てられます。
データベースの構成を図5.4 データベースの構成に示します。
注)Symfoware/RDBトランザクション連携機能を使用する場合は、MQD用のデータベースとして業務用データベースを使用します。
図5.4 データベースの構成
*1 データベース名:
MQD_MQDシステム名
Symfoware/RDBトランザクション連携機能を使用する場合、業務用データベース名
Symfoware/RDBトランザクション連携機能を使用しない場合、MQD_MQDシステム名
*2 MQDシステム名 : mqdsetupコマンドで指定したMQDシステム名 *3 システム制御用: システム制御で使用されるテーブルの総称 テーブル 個々のテーブル名は“表5.1 SQL記述ファイルの一覧”を参照 *4 メッセージ格納: メッセージキューに対応するテーブル テーブル *5 通番 : システムにより自動的に採番された数字