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Interstage Application Server MessageQueueDirector説明書

5.3.1 データベースの構成

  メッセージ格納ファイルにデータベースを指定すると、データベース管理システムにMQD用のデータベースが作成されます(注)。作成されたデータベースでは、システム制御用とメッセージ格納用にデータベーススペースを使用します。システム制御用データベーススペースには、MQDの動作で必要な制御用のテーブルが割当てられます。メッセージ格納用データベーススペースには、メッセージを格納するメッセージキュー用のテーブルが割当てられます。

  データベースの構成を図5.4 データベースの構成に示します。


注)Symfoware/RDBトランザクション連携機能を使用する場合は、MQD用のデータベースとして業務用データベースを使用します。

図5.4 データベースの構成

*1  データベース名: 

MQD_MQDシステム名

Symfoware/RDBトランザクション連携機能を使用する場合、業務用データベース名

Symfoware/RDBトランザクション連携機能を使用しない場合、MQD_MQDシステム名

*2  MQDシステム名 : mqdsetupコマンドで指定したMQDシステム名
*3  システム制御用: システム制御で使用されるテーブルの総称
     テーブル      個々のテーブル名は“表5.1 SQL記述ファイルの一覧”を参照
*4  メッセージ格納: メッセージキューに対応するテーブル
     テーブル
*5  通番 : システムにより自動的に採番された数字