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Interstage Application Server MessageQueueDirector説明書

3.2.1 環境変数およびシステムの設定

  MQDを使用するためには、事前に以下の環境変数を設定しておく必要があります。

  メッセージ格納ファイルとしてデータベースを使用する場合は、データベース管理システムで使用される環境変数も設定しておく必要があります。データベース管理システムで使用される環境変数の設定方法は、“Symfoware Server RDB管理者ガイド”を参照してください。

  表3.1 環境変数一覧に環境変数の意味と設定内容を示します。

表3.1 環境変数一覧

環境変数名

意味

設定内容

設定内容の説明

PATH

実行パス名


ADJUSTのインストール先フォルダ名

ACM連携サービスの文字コード変換機能を使用する場合に必要です。


/usr/sbinが設定されていなければ、現在の設定に追加してください。

MQDコマンドを実行するために必要です。

Symfowareのコマンド格納パス名

メッセージ格納ファイルとしてデータベースを使用する場合に必要です。

RDBNAME

RDBIIシステム名

使用するRDBIIシステム名

メッセージ格納ファイルとしてデフォルト以外のRDBIIシステムを使用する場合に必要です。

OD_CODE_SET

自サーバのコード系


SJIS


EUC または SJIS (注)

イベントチャネル連携サービスでコード変換機能を使用する場合に必要です。

環境変数名

意味

設定内容

設定内容の説明

LANG

使用言語

ja

メッセージを日本語で表示するために必要です。なお、本値は/etc/default/initで指定するデフォルトのLANGと同じ値にしてください。

ja_JP.PCK

メッセージをシフトJISコードの日本語で表示するために必要です。なお、本値は/etc/default/initで指定するデフォルトのLANGと同じ値にしてください。

LD_LIBRARY_PATH

ライブラリパス名

FSUNiconvのライブラリ格納パス名

ACM連携サービスの文字コード変換機能を使用する場合、メッセージ格納ファイルとしてデータベースを使用する場合に必要です。

Symfowareのライブラリ格納パス名

メッセージ格納ファイルとしてデータベースを使用する場合に必要です。

IS_SYSTEM

マルチシステムのシステム名

マルチシステムのシステム名

イベントチャネル連携サービスをマルチシステム機能の拡張システムで使用する場合に必要です。(イベントチャネル連携サービスの環境作成時および運用時)