運用イベント通知機能とは、MQDの運用中に発生する各種の事象を通知する機能のことです。ユーザは運用イベント通知機能を利用することによって、MQDの運用操作がより円滑に行えます。通知される運用イベントには以下のものがあります。
メッセージ格納域の使用率が、設定した警告値を超えました。
メッセージ格納域の使用率が、設定した安全値まで回復しました。
ACM連携サービスに関する通信異常が発生しました。
ACM連携サービスに関する通信異常が回復しました。
また、運用イベント通知機能には以下の特徴があります。
MQD起動時から停止時まで事象を通知します。MQDを停止するとそれまでに発生し、未受信の運用イベントは削除されます。
運用イベントは発生順に通知します。
運用イベントを受信しない場合は1000個までの運用イベントが蓄積されます。1000個以上の運用イベントが発生した場合には、古い運用イベントから削除されます。
運用イベント通知機能は一つのアプリケーションからだけ使用できます。運用イベント通知機能を使用する二つ以上のアプリケーションを同時に動作させることはできません。
通知される運用イベントの詳細については、“8.2.35 運用イベント情報”、“8.3.34 MQD_EventInfo構造体”を参照してください。