MQDは、以下の三つのシステム形態で使用することができます。
サーバ内で利用する形態
サーバ間で利用する形態
グローバルサーバとの間で利用する形態
サーバ内で利用する形態を図1.2 サーバ内で利用する形態に示します。この形態は、メッセージ交換をサーバ内のアプリケーション間で利用する形態です。MQDの基本機能(メッセージ交換)を使用して利用できます。
図1.2 サーバ内で利用する形態
APPL: APPLication program
サーバ間で利用する形態を図1.3 サーバ間で利用する形態に示します。この形態は、メッセージ交換をサーバ間のアプリケーション間で利用する形態です。MQDの基本機能(メッセージ交換)とACM連携サービス、SMTP連携サービスまたはイベントチャネル連携サービスを使用して利用できます。ACM連携サービスの詳細については、“第10章 ACM連携サービス”を、イベントチャネル連携サービスの詳細については、“第11章 イベントチャネル連携サービス”を、SMTP連携サービスの詳細については、“第12章 SMTP連携サービス”を参照してください。
図1.3 サーバ間で利用する形態
APPL: APPLication program
グローバルサーバとの間で利用する形態を図1.4 グローバルサーバとの間で利用する形態に示します。この形態は、メッセージ交換を自サーバ上のアプリケーションとグローバルサーバ上のAIMアプリケーションとの間で利用する形態です。MQDの基本機能(メッセージ交換)とACM連携サービスまたはイベントチャネル連携サービスを使用して利用できます。ACM連携サービスの詳細については、“第10章 ACM連携サービス”を、イベントチャネル連携サービスの詳細については、“第11章 イベントチャネル連携サービス”を参照してください。
図1.4 グローバルサーバとの間で利用する形態
APPL: APPLication program
ACM : Asynchronous CoMmunication
AIM : Advanced Information Manager