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Interstage Application Server MessageQueueDirector説明書

1.2.1 システムの形態

  MQDは、以下の三つのシステム形態で使用することができます。

サーバ内で利用する形態

  サーバ内で利用する形態を図1.2 サーバ内で利用する形態に示します。この形態は、メッセージ交換をサーバ内のアプリケーション間で利用する形態です。MQDの基本機能(メッセージ交換)を使用して利用できます。

図1.2 サーバ内で利用する形態

APPL: APPLication program

サーバ間で利用する形態

  サーバ間で利用する形態を図1.3 サーバ間で利用する形態に示します。この形態は、メッセージ交換をサーバ間のアプリケーション間で利用する形態です。MQDの基本機能(メッセージ交換)とACM連携サービス、SMTP連携サービスまたはイベントチャネル連携サービスを使用して利用できます。ACM連携サービスの詳細については、“第10章 ACM連携サービス”を、イベントチャネル連携サービスの詳細については、“第11章 イベントチャネル連携サービス”を、SMTP連携サービスの詳細については、“第12章 SMTP連携サービス”を参照してください。

図1.3 サーバ間で利用する形態

APPL: APPLication program

グローバルサーバとの間で利用する形態

  グローバルサーバとの間で利用する形態を図1.4 グローバルサーバとの間で利用する形態に示します。この形態は、メッセージ交換を自サーバ上のアプリケーションとグローバルサーバ上のAIMアプリケーションとの間で利用する形態です。MQDの基本機能(メッセージ交換)とACM連携サービスまたはイベントチャネル連携サービスを使用して利用できます。ACM連携サービスの詳細については、“第10章 ACM連携サービス”を、イベントチャネル連携サービスの詳細については、“第11章 イベントチャネル連携サービス”を参照してください。

図1.4 グローバルサーバとの間で利用する形態

APPL: APPLication program
ACM : Asynchronous CoMmunication
AIM : Advanced Information Manager