ファイルライブラリでは、以下のクラスを提供します。
項番 クラス名称 |
クラス名
Swrba_File
メソッド一覧
メソッド | 意味 |
---|---|
String receive_file(String HostName, String UserName, String Password, String ReceiveSource, String ReceiveDestination) | 指定したホストからファイルを取得します。 取得に成功した場合、"Success"を返します。 取得に失敗した場合、例外を返します。 |
String send_file(String HostName, String UserName, String Password, String SendSource, String SendDestination) | 指定したホストへファイルを転送します。 転送に成功した場合、"Success"を返します。 転送に失敗した場合、例外を返します。 |
Integer return_code() | ファイル取得・転送の結果の復帰値を返します。 |
入力情報
Hostname ホスト名もしくはIPアドレスを指定します。
UserName ファイルを取得・転送するホストへSSHを利用して接続するユーザ名を指定します。
Password ファイルを取得・転送するホストへSSHを利用して接続するユーザのパスワードを指定します。
ReceiveSource 取得元のファイルの名前を指定します。
ReceiveDestination 取得先のファイルの名前を指定します。
SendSource 転送元のファイルの名前を指定します。
SendDestination 転送先のファイルの名前を指定します。
注意事項
本ライブラリは、SSH通信を利用して動作を実現しています。
本ライブラリを利用して各サーバに運用操作を指示する場合には、以下のソフトウェアが必要です。
注1) Windowsシステムにおいて、運用自動化サーバと連携サーバ・業務サーバ間でSSH通信を行う場合、必ず以下のソフトウェアが必要です。
SSH V2.0以上
SSHがインストールされていない環境では、OpenSSH(cygwin OpenSSH V1.7以上)をインストールしてください。
注2) UNIXシステムにおいて、SSH通信する場合、OSのバージョンによって以下のソフトウェアが必要となる場合があります。
SSH V2.0以上
Solaris9、Solaris10、Linux(RH5.0)の場合、OSの標準機能としてインストールされています。
SSHがインストールされていない環境では、OpenSSHをインストールしてください。
本ライブラリの使用にあたり、業務サーバで通信の許可が必要になる通信ポートはTCPの22番です。
ファイルの取得や転送の対象となるファイル名には、半角英数字と以下の記号のみを利用してください。
利用可能な記号:「!」「~」「_」「-」「.」
destinationfileで指定したファイル名と同じ名前のファイルが転送先に存在する場合、ファイルを上書きします。
格納場所
Windows | <インストールパス>\itpm\rbaope\bin\parts\lib\ standard\swrba_file.rb |
Linux | /opt/FJSVswpm/rbaope/bin/parts/lib/standard/swrba_file.rb |
クラス名
Swrba_File
メソッド一覧
メソッド | 意味 |
---|---|
String change_file_authority(String HostName, String UserName, String Password, String FileName, String OwnerAuthority, String GroupAuthority, String OtherAuthority, String ExecUserName, String ExecPassword) | 指定したホストのファイルのアクセス権限を変更します。 アクセス権限の変更に成功した場合、"Success"を返します。 アクセス権限の変更に失敗した場合、例外を返します。 |
Integer return_code() | アクセス権限変更の結果の復帰値を返します。 |
入力情報
Hostname ホスト名もしくはIPアドレスを指定します。
UserName アクセス権限を変更するファイルが存在するホストへSSHを利用して接続するユーザ名を 指定します。
Password アクセス権限を変更するファイルが存在するホストへSSHを利用して接続するユーザの パスワードを指定します。
FileName アクセス権限を変更するファイルの名前を指定します。
OwnerAuthority 変更するファイルの所有者のアクセス権限内容を指定します。 実行権限(X)、読み込み(R)、書き込み(W)、すべての権限解除(C)を指定します。
GroupAuthority 変更するファイルの所有グループのアクセス権限の内容を指定します。 実行権限(X)、読み込み(R)、書き込み(W)、すべての権限解除(C)を指定します。
OtherAuthority 変更するファイルのその他のユーザのアクセス権限の内容を指定します。 実行権限(X)、読み込み(R)、書き込み(W)、すべての権限解除(C)を指定します。
ExecUserName ファイルのアクセス権限を変更するユーザ名を指定します。
ExecPassword ファイルのアクセス権限を変更するために必要なパスワードを指定します。
注意事項
本ライブラリは、SSH通信を利用して動作を実現しています。
本ライブラリを利用して各サーバに運用操作を指示する場合には、以下のソフトウェアが必要です。
注1) Windowsシステムにおいて、運用自動化サーバと連携サーバ・業務サーバ間でSSH通信を行う場合、必ず以下のソフトウェアが必要です。
SSH V2.0以上
SSHがインストールされていない環境では、OpenSSH(cygwin OpenSSH V1.7以上)をインストールしてください。
注2) UNIXシステムにおいて、SSH通信する場合、OSのバージョンによって以下のソフトウェアが必要となる場合があります。
SSH V2.0以上
Solaris9、Solaris10、Linux(RH5.0)の場合、OSの標準機能としてインストールされています。
SSHがインストールされていない環境では、OpenSSHをインストールしてください。
本ライブラリの使用にあたり、業務サーバで通信の許可が必要になる通信ポートはTCPの22番です。
ファイルの取得や転送の対象となるファイル名には、半角英数字と以下の記号のみを利用してください。
利用可能な記号:「!」「~」「_」「-」「.」
格納場所
Windows | <インストールパス>\itpm\rbaope\bin\parts\lib\ standard\swrba_file.rb |
Linux | /opt/FJSVswpm/rbaope/bin/parts/lib/standard/swrba_file.rb |