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SystemwalkerRunbook Automation V14g 管理ガイド

4.5.2 Systemwalker Runbook Automationのバックアップ

Systemwalker Runbook Automationの環境をバックアップする手順について説明します。

Systemwalker Runbook Automationのバックアップには、CMDBのバックアップも含みます。

退避先の空き容量を確認する

資源をバックアップする


退避先の空き容量を確認する

退避先の空き容量には、プロセス管理サービスの退避先ディレクトリの必要量および

CMDBの退避先ディレクトリの必要量を確認する必要があります。

退避先に必要な空き容量の目安は、以下のとおりです。

プロセス管理サービスの退避先ディレクトリの空き容量を確認する

【Windows】

退避先ディレクトリの必要量=
データベースの退避資源容量(BASEDB、FLOWDB両方)(*1)
+ワークフロー格納ディレクトリ配下の容量の合計(*2)
+Systemwalker Runbook Automation インストールディレクトリ配下の容量の合計
+1MB

*1:

セットアップで指定した「データベーススペース格納ディレクトリ」のサイズ

*2:

ワークフロー格納ディレクトリの指定がSystemwalker Runbook Automation インストールディレクトリ配下の場合は、計算に含む必要はありません。

【Solaris/Linux】

退避先ディレクトリの必要量=
データベースの退避資源容量(BASEDB、FLOWDB両方)(*1) +
データベースの退避資源容量(*2) +
ワークフロー格納ディレクトリ配下の容量の合計(*3) +
/etc/opt/FJSVswpm配下の容量の合計 +
/var/opt/FJSVswpm配下の容量の合計 +
1MB

*1:

セットアップで指定した「データベーススペース格納ディレクトリ」のサイズ

*2:

データベースの退避資源容量の目安は、以下のとおりです。実際の退避資源容量は、運用によって増減します。

伝票数

使用中容量

100

10MB

1000

100MB

10000

1000MB

*3:

アプリケーション環境設定ファイル(myoconfig.ini)のFILE_SAVE_DIRオプションで指定されているディレクトリ


CMDBの退避先ディレクトリの空き容量を確認する

CMDBの退避先ディレクトリの空き容量を確認するには、"4.5.4 CMDBのバックアップ"を確認してください。


【Windows】

注意

リモートデスクトップでの接続は行わないでください。

  1. Systemwalker IT Change Managerを停止します。

    Systemwalker IT Change Managerの停止については、"4.6.2 Systemwalker Runbook Automationの停止"を参照してください。

  2. バックアップ用コマンドを実行します。

    以下のコマンドを実行して、Systemwalker IT Change Managerの資源をバックアップします。

    [Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\itpm\bin\swpm_backup 退避先ディレクトリ名

    ポイント

    [-def]オプション指定時も出力される内容は同じです。
    詳細は、" Systemwalker IT Change Manager リファレンスガイド"の"swpm_backup(バックアップコマンド)"を参照してください。

    コマンドを実行すると、以下の画面が表示されます。

    Systemwalker IT Change Managerのバックアップを開始します。
    データベースのバックアップを開始します。
    データベースのバックアップが終了しました。
    ファイルのバックアップを開始します。
    ファイルのバックアップが終了しました。
    CMDBマネージャのバックアップを開始します。
    CMDBマネージャのバックアップが終了しました。

    バックアップ処理が完了すると、完了メッセージが表示されます。

    Systemwalker IT Change Managerのバックアップ処理が正常に完了しました。

    注意

    コンソールに表示されるメッセージは、以下のファイルにも出力されます。

    出力ファイル

    出力先

    コマンド実行ログファイル

    [Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\itpm\tool\log\swpm_backup.log

    出力ファイルには、コンソール出力メッセージ、バックアップ開始時間および終了時間が出力されます。

    出力例

    2008/01/25 21:54:03
    Systemwalker IT Change Managerのバックアップを開始します。
    データベースのバックアップを開始します。
    データベースのバックアップが終了しました。
    ファイルのバックアップを開始します。
    ファイルのバックアップが終了しました。
    CMDBマネージャのバックアップを開始します。
    CMDBマネージャのバックアップが終了しました。
    Systemwalker IT Change Managerのバックアップ処理が正常に完了しました。
    2008/01/26 22:17:52


【Solaris/Linux】

注意

バックアップの過程で、Systemwalker IT Change Managerは停止されます。
バックアップ中に、swpm_start(デーモン起動制御コマンド)などでSystemwalker IT Change Managerを起動しないでください。

  1. システム上でスーパーユーザーになります。

  2. バックアップ用コマンドを実行します。

    以下のコマンドを実行して、Systemwalker IT Change Managerの資源をバックアップします。

    /opt/FJSVswpm/bin/swpm_backup 退避先ディレクトリ名

    注意

    退避先ディレクトリ名には、omsユーザーが参照できるフルパスを指定してください。また、退避先ディレクトリに存在するディレクトリを指定する場合は、配下にファイルまたはディレクトリが存在しないディレクトリを指定してください。

    ポイント

    [-def]オプション指定時も出力される内容は同じです。
    詳細は、" Systemwalker IT Change Manager リファレンスガイド"の"コマンドリファレンス"を参照してください。

    コマンドを実行すると、以下の画面が表示されます。

    Systemwalker IT Change Managerのバックアップを開始します。
    データベースのバックアップを開始します。
    データベースのバックアップが終了しました。
    ファイルのバックアップを開始します。
    ファイルのバックアップが終了しました。
    CMDBマネージャのバックアップを開始します。
    CMDBマネージャのバックアップが終了しました。

    バックアップ処理が完了すると、完了メッセージが表示されます。

    Systemwalker IT Change Managerのバックアップ処理が正常に完了しました。

    注意

    コンソールに表示されるメッセージは、以下のファイルにも出力されます。

    出力ファイル

    出力先

    コマンド実行ログファイル

    /opt/FJSVswpm/tool/log/swpm_backup.log

    出力ファイルには、コンソール出力メッセージ、バックアップ開始時間および終了時間が出力されます。

    出力例

    2008/01/25 21:54:03
    Systemwalker IT Change Managerのバックアップを開始します。
    データベースのバックアップを開始します。
    データベースのバックアップが終了しました。
    ファイルのバックアップを開始します。
    ファイルのバックアップが終了しました。
    CMDBマネージャのバックアップを開始します。
    CMDBマネージャのバックアップが終了しました。
    Systemwalker IT Change Managerのバックアップ処理が正常に完了しました。
    2008/01/26 22:17:52

資源をバックアップする

【Windows】

  1. Systemwalker Runbook Automationを停止します。

    Systemwalker Runbook Automationの停止については、"4.6.2 Systemwalker Runbook Automationの停止"を参照してください。

  2. バックアップ用コマンドを実行します。

    以下のコマンドを実行して、Systemwalker Runbook Automationの資源をバックアップします。

    [Systemwalker Runbook Automationインストールディレクトリ]\itpm\bin\swpm_backup 退避先ディレクトリ名

    ポイント

    [-def]オプション指定時も出力される内容は同じです。
    詳細は、"Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド"の"swpm_backup(バックアップコマンド)"を参照してください。

    コマンドを実行すると、以下の画面が表示されます。

    Systemwalker Runbook Automationのバックアップを開始します。
    データベースのバックアップを開始します。
    データベースのバックアップが終了しました。
    ファイルのバックアップを開始します。
    ファイルのバックアップが終了しました。
    CMDBマネージャのバックアップを開始します。
    CMDBマネージャのバックアップが終了しました。

    バックアップ処理が完了すると、完了メッセージが表示されます。

    Systemwalker Runbook Automationのバックアップ処理が正常に完了しました。


【Solaris/Linux】

注意

バックアップの過程で、Systemwalker Runbook Automationは停止されます。
バックアップ中に、swpm_start(デーモン起動制御コマンド)などでSystemwalker Runbook Automationを起動しないでください。

  1. システム上でスーパーユーザーになります。

  2. バックアップ用コマンドを実行します。

    以下のコマンドを実行して、Systemwalker Runbook Automationの資源をバックアップします。

    /opt/FJSVswpm/bin/swpm_backup 退避先ディレクトリ名

    注意

    退避先ディレクトリ名には、omsユーザーが参照できるフルパスを指定してください。また、退避先ディレクトリに存在するディレクトリを指定する場合は、配下にファイルまたはディレクトリが存在しないディレクトリを指定してください。

    ポイント

    [-def]オプション指定時も出力される内容は同じです。
    詳細は、"Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド"の"コマンドリファレンス"を参照してください。

    コマンドを実行すると、以下の画面が表示されます。

    Systemwalker Runbook Automationのバックアップを開始します。
    データベースのバックアップを開始します。
    データベースのバックアップが終了しました。
    ファイルのバックアップを開始します。
    ファイルのバックアップが終了しました。
    CMDBマネージャのバックアップを開始します。
    CMDBマネージャのバックアップが終了しました。

    バックアップ処理が完了すると、完了メッセージが表示されます。

    Systemwalker Runbook Automationのバックアップ処理が正常に完了しました。