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SystemwalkerRunbook Automation V14g 管理ガイド

4.5.1 バックアップ/リストア時の注意

バックアップ/リストアを実施する場合の注意事項について説明します。


バックアップ/リストアを行う環境の注意事項

バックアップ/リストアを実施する対象は、資源および定義情報があります。

資源のバックアップ/リストアを行う場合

資源のバックアップおよびリストアを実施する場合は、バックアップする環境とリストアする環境は同じ条件である必要があります。

したがって、以下の条件でのバックアップ/リストアは実施できません。

また、リストア時にはリストアする環境の資源を削除してからバックアップ資源を復元します。リストアする環境の資源を保存しておきたい場合は、リストアする環境を一旦バックアップしてから、リストアを実行してください。


定義情報のバックアップ/リストアを行う場合

定義情報のバックアップ/リストアを行う場合、バックアップコマンドおよびリストアコマンドに-defオプションを指定します。

定義情報のバックアップ/リストアを行う場合、バックアップする環境およびリストアする環境が同じである必要はありません。詳細は、"swpm_backup(バックアップコマンド)"および"swpm_restore(リストアコマンド)"を参照してください。

なお、定義情報のバックアップ/リストアでは、CMDBに格納されている情報はバックアップ/リストアの対象になりません。

CMDBの情報も移行する場合には、CMDBのバックアップ/リストアを同時に実施してください。


バックアップ/リストアを行う時間帯についての注意事項

バックアップおよびリストアを実施すると、Systemwalker Runbook Automationを停止および再起動します。そのため、バックアップおよびリストアは、オペレータがSystemwalker Runbook Automationを使用しない時間帯に実施してください。


バックアップ資源の扱い


バックアップ/リストア中の操作について

バックアップおよびリストア中は、以下のミドルウェアの操作を行わないでください。

リストア先の環境について

リストアを行う場合には、Systemwalker Runbook Automationのアンセットアップおよびセットアップを行ってから実施してください。


リストア資源の扱い

リストアコマンドを利用して以下の媒体からのデータは復元できません。

定義情報のバックアップ/リストアについて