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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.2 運用手引書テープバックアップ連携編

14.2.2 運用系コマンド

バックアップ管理の運用系コマンドについて説明します。

注意

運用系のすべてのコマンドはテープサーバおよびそのデーモンが起動されている必要があります。起動されていない場合は、メッセージを出力しエラー終了します。

14.2.2.1 acmbackup(バックアップ実行コマンド)

名前

acmbackup - バックアップの実行

形式

機能説明

業務ボリュームのデータをバックアップします。

このコマンドは、バックアップ先媒体の指定および実行中のアドバンスト・コピーの状態によって動作が異なります。

AdvancedCopy Managerは、バックアップを実行する前に、バックアップ前処理シェルスクリプト(OpcBackup.pre)およびテープコピー前処理スクリプト(TapeCopy.pre)を実行し、バックアップを実行した後に、バックアップ後処理シェルスクリプト(OpcBackup.post)およびテープコピー後処理スクリプト(TapeCopy.post)を実行します。このシェルスクリプトの内容については、カスタマイズすることが可能です。このシェルスクリプトの詳細については、「付録A バックアップ/リストア/テープコピーの前後処理」を参照してください。

Symfowareのバックアップを行った場合、テープへはデータベーススペースと同時にリカバリ制御ファイルも格納します。

オプション

ディスク、テープの両方にバックアップを行う場合で、テープへは日数管理でバックアップを行いたい場合は、acmbackupで-mオプションに“DISK”を指定してディスクのみのバックアップを実行した後、acmtphistcopyで-bオプションに“DAY”を指定して日数管理のテープ履歴を作成してください。

-k

参照ダンプでバックアップを行います。

このオプションを省略した場合は、通常ダンプでバックアップを行います。

参照ダンプでバックアップする場合、Symfowareの“rdbrtr”コマンドを用いて、バックアップする業務ボリューム内の全DSI(実表に対してその格納構造を表現するもの)に更新抑止を設定(データ書き込み不可状態)する必要があります。

SymfoWARE以外の業務ボリュームは、このオプションを指定することはできません。

データベーススペース単位にバックアップする場合は、このオプションを指定することはできません。

-n

ロググループによるバックアップを行うことを指定します。この場合、オペランドには、ロググループ名を指定します。

-Xdevmap Device-Map-File

出力先バックアップボリュームを指定してスナップショット型高速バックアップを行うことを指定します。オペランドには、業務ボリュームと出力先バックアップボリュームの組を記述した、デバイスマップファイル 名を指定します。

このオプションを指定しない場合は、出力先バックアップボリュームは自動的に選択されます。
Device-Map-Fileに指定するファイル名には、各国語文字が含まれてはいけません。

-Xflush

業務ボリュームのロックを実施する代わりに、業務ボリュームのファイルシステムバッファのフラッシュを実施することを指定します。本オプションを指定する場合、業務ボリュームに対する書き込み処理を事前にすべて停止する必要があります(書き込み処理を停止しない状態でバックアップを実施した場合、業務ボリュームのデータ内容は保証されません)。

また、本オプションの代わりにバックアップ用業務ボリュームロック動作指定ファイルのBufferFlushOnlyをonに指定することでファイルシステムバッファのフラッシュを実施することもできます。詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager運用手引書(Windows版)』の「バックアップ用業務ボリュームロック動作指定ファイル」を参照してください。

-suspend

Suspend/Resume機能を使用して同期型高速バックアップを行うことを指定します。

本オプションは、-Tオプションが指定された場合は、指定できません。

-T

差分スナップショット型高速バックアップを行うことを指定します。

同期処理が行われている場合は本オプションを指定することはできません。

本オプションは筐体内コピー、かつ、ETERNUS ディスクアレイがQuickOPC機能をサポートしている場合だけ有効です。

本オプションを指定しないスナップショット型高速バックアップの場合、従来のスナップショット処理(従来のOPC)が起動されます。差分スナップショットを利用したバックアップ運用を行う場合は常に本オプションを指定する必要があります。

本オプションは、-mオプションにTAPEが指定された場合は、指定できません。

本オプションは、-suspendオプションが指定された場合は、指定できません。

-b Backup-Type

テープへのバックアップデータの管理方法を指定します。

  • “GEN”を指定すると、世代管理でのバックアップを行います。

  • “DAY”を指定すると、日数管理でのバックアップを行います。

このオプションを省略した場合は、世代管理でのテープバックアップを行います。

本オプションは、-mオプションに DISKが指定された場合は、指定できません。

-mオプションに BOTHを指定した場合は、本オプションに“DAY”を指定することはできません。

-m Media

バックアップ先の媒体を指定できます。

  • “DISK”を指定すると、ディスクへのバックアップを行います。

  • “TAPE”を指定すると、テープへのバックアップを行います。

  • “BOTH”を指定すると、ディスクおよび、テープへのバックアップを行います。

Symfowareロググループもしくはロググループ内の業務ボリュームに対して、“TAPE”を指定することはできません。

省略時は、ディスクおよびテープにバックアップを採取します。

-o

OPCの実コピー完了を待ち合わせずに、テープへのバックアップデータ保存処理を開始する場合に指定します。

実コピーと同時にテープへのバックアップデータの書き込みを始めるため、業務サーバからの業務ボリュームに対するアクセス性能に影響があります。

本オプションは、-mオプションに“BOTH”が指定された場合、または、-mオプションが省略された場合に指定できます。

同期型バックアップの場合には指定できません。

本オプションを指定しない場合は、OPCの実コピー完了を待ち合わせます。

-w

テープ書き込み完了の待ち合わせを行わない場合に指定します。

本オプションは、-mオプションにDISK、または、TAPEが指定された場合は、指定できません。

本オプションを指定しない場合は、テープへの書き込み完了を待ち合わせてからコマンドを完了します。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、ブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

Symfowareロググループ内の業務ボリュームを指定することもできます。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。
RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

ポイント

14.2.2.2 acmtphistcopy(テープコピー実行コマンド)

名前

acmtphistcopy - テープコピーの実行

形式

機能説明

ディスクのバックアップ履歴をテープへコピーします。

指定したディスクのバックアップ履歴のデータが格納されているバックアップボリュームのデータをテープへコピーします。コピーしたデータは、コピー元のディスクのバックアップ履歴と同じ絶対世代番号で管理されます。

ロググループを指定して本コマンドを実行した場合は、そのロググループに含まれるすべての業務ボリュームに対してバックアップ履歴をディスクからテープへコピーします。

ロググループに含まれる業務ボリュームを個別に指定することもできます。

テープバックアップポリシー設定を行っていないとバックアップ履歴のコピーを行うことはできません。

バックアップデータの管理方法(世代管理/日数管理)を指定できます。指定しない場合は、世代管理でのコピーを行います。

オプション

-g、-vオプションが指定されなかったときは、最新のディスクの履歴情報のテープコピーをします。

-n

ロググループによるテープコピーを行うことを指定します。この場合、オペランドには、ロググループ名を指定します。

-b Backup-Type

テープへコピーしたデータの管理方法を指定します。

  • “GEN”を指定すると、世代管理の履歴となります。

  • “DAY”を指定すると、日数管理の履歴となります。

このオプションを省略した場合は、世代管理を行います。

-g Generation-No

テープコピーするデータの相対世代番号を指定します。

相対世代番号については、14.2.2.9 acmhistdisp(履歴情報表示コマンド)で確認してください。

-vオプションと同時に指定できません。

-v Version-No

テープコピーするデータの絶対世代番号を指定します。

絶対世代番号については、14.2.2.9 acmhistdisp(履歴情報表示コマンド)で確認してください。

-gオプションと同時に指定できません。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、ブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。

RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

14.2.2.3 acmtpcancelback(テープバックアップキャンセルコマンド)

名前

acmtpcancelback - テープバックアップのキャンセル

形式

機能説明

業務ボリュームから直接テープへのバックアップの実行およびバックアップボリュームからテープへのコピーの実行をキャンセルします。

オプション

-n

ロググループに対するバックアップボリュームからテープへのコピーの実行のキャンセルを指定します。この場合、オペランドには、ロググループ名を指定します。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、ブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。

RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

14.2.2.4 acmrestore(リストア実行コマンド)

名前

acmrestore - リストアの実行

形式

機能説明

バックアップ履歴情報に存在するデータのリストアを実施します。ディスクのデータからリストアする場合は、OPC機能によりリストアします。テープのデータからリストアする場合は、テープからリストア先ボリュームに直接書き込みます。

テープからのリストアでは、バックアップ時にテープに退避したリカバリ制御ファイルも同時にリストアをします。

ディスク・テープどちらのデータからリストアするのかを指定できます。省略した場合は、ディスクに履歴が存在する時はディスクから、テープにのみ履歴が存在する時はテープからリストアします。

オプション

-g、-v、-tオプションが指定されなかったときは、世代管理されている最新の履歴情報のリストアをします。

-g Generation-No

リストアするデータの相対世代番号を指定します。

世代管理しているデータのリストアのみ指定できます。

相対世代番号については、14.2.2.9 acmhistdisp(履歴情報表示コマンド)で確認してください。

このオプションを指定したときは、-mオプションを指定する必要があります。

-v、-tオプションと同時に指定できません。

-v Version-No

リストアするデータの絶対世代番号を指定します。

世代管理しているデータのリストアのみ指定できます。

絶対世代番号については、14.2.2.9 acmhistdisp(履歴情報表示コマンド)で確認してください。

-g、-tオプションと同時に指定できません。

-t Backup-Time

リストアするデータの日数管理開始日時を指定します。

日数管理しているデータのリストアのみ指定できます。

日数管理開始日時については、14.2.2.9 acmhistdisp(履歴情報表示コマンド)で確認してください。

バックアップ日時は"YYYY/MM/DD hh:mm:ss"の形式で指定します。

"YYYY/MM/DD hh:mm:ss"は次のような形式となります。

YYYY:年(4桁)

MM:月(2桁)

DD:日(2桁)

hh:時(2桁)

mm:分(2桁)

ss:秒(2桁)

-g、-v オプションと同時に指定できません。

-mオプションにDISKを指定した場合は、指定できません。

-m Media

リストア元の媒体を指定できます。

“DISK”を指定すると、ディスクからリストアを行います。

“TAPE”を指定すると、テープからリストアを行います。

省略時は、ディスクに履歴が存在する場合はディスクから、テープにのみ履歴が存在する場合はテープからリストアを行います。ただし、省略されていても、-tオプションが指定されている場合は、テープからリストアを行います。

-r Restore-Device-Name

業務ボリューム以外のデバイスにリストアするときに、そのリストア先のデバイス名を指定します。
Symfowareの業務ボリュームの場合は指定できません。

GDSの論理ボリュームの場合は指定できません。

-a

リカバリ制御ファイルが管理するデータベース資源全体を、バックアップ採取時点にまでリカバリすることを指定します。

-eオプションと同時に指定できません。

ロググループ内の業務ボリュームを個別にリカバリする場合は指定できません。

Symfoware以外の業務ボリュームの場合は指定できません。

-e EndPoint

リカバリ制御ファイルが管理するデータベース資源全体を、リカバリ終了点を指定した特定の時点にまでリカバリすることを指定します。

リカバリ終了点については、Symfoware Serverのマニュアルを参照してください。

-aオプションと同時に指定できません。

-nologオプションと同時に指定できません。

ロググループ内の業務ボリュームを個別にリカバリする場合は指定できません。

Symfoware以外の業務ボリュームの場合は指定できません。

-l ArchiveLogFileList-FileName

Symfowareのリカバリに必要なアーカイブログ退避先名が列挙されたファイルを絶対パスで指定します。

アーカイブログ退避先名が列挙されたファイルは、リストアを行う業務ボリュームが存在するStorageサーバに格納されている必要があります。

Storage管理サーバでコマンドを実行する場合、リストアを行う業務ボリュームが存在するStorageサーバに格納されている必要があります。

-nologオプションと同時に指定できません。

Symfoware以外の業務ボリュームの場合は指定できません。

-w Work-Directory

一時的な作業ディレクトリ名を絶対パスで指定します。

ディレクトリ名は、リカバリを行う業務ボリュームが存在するStorageサーバに存在している必要があります。

Storage管理サーバでコマンドを実行する場合、リカバリを行う業務ボリュームが存在しているStorageサーバにディレクトリが存在している必要があります。

省略した場合は、Storageサーバ構成情報設定コマンドで指定した作業ディレクトリを使用します。
Symfoware以外の業務ボリュームの場合は指定できません。

-n

ロググループによるリストアを行うことを指定します。この場合、オペランドには、ロググループ名を指定します。

-bundle

複数のデータベーススペースを一括してリカバリします。

オペランドには、一括してリカバリするデータベーススペースに対応したデバイス名を列挙したファイル(DeviceListFile)を指定します。

このオプションは、ディスクからリストアをする場合のみ指定できます。このオプションを指定したときは、-m DISKを指定する必要があります。

-nolog Work-RecCtrlFile-Directory

Symfowareのリカバリ時にアーカイブログの適用を行いません。

ログを適用する際に必要なリカバリ制御ファイルを出力するディレクトリを指定し、Symfowareのコマンド(rdbmrrcv)でログを適用する際に、このディレクトリを指定します。

このオプションを指定してリカバリを行った場合は、Symfowareのコマンド(rdbmrrcv)でログを適用するまでデータベースを使用することはできません。

-Xgds-softcopy

GDS Snapshot連携のリストア時に、ソフトコピーによるリストアを行います。このオプションを指定しない場合は、OPCによるリストアを行います。

テープの履歴をリストアする場合は、指定できません。

-f PhysicalIP-File

Storageサーバの物理IPアドレスを記述したファイルを絶対パスで指定します。
本オプションに指定するファイルは、コマンドを実行するサーバ上に存在する必要があります。
本オプションは、Storageサーバが以下の条件を満たすときのみ指定してください。

  • クラスタシステムのとき

  • クラスタサービスが停止しているとき

物理IPアドレスを記述するファイルについては、「付録B クラスタサービス停止時のテープからのリストア」を参照してください。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、業務ボリュームのブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、業務ボリュームに対応したAdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。

RDBシステム名がない時は、省略できます。

DeviceListFile

一括してリカバリするデータベーススペースに対応したデバイス名を列挙したデバイスリストファイルを指定します。

Storage管理サーバでコマンドを実行する場合、リカバリを行う業務ボリュームが存在するStorageサーバに格納されている必要があります。

デバイスリストファイルの記述方法については、「6.5.3.1 デバイスリストファイルの記述方法」を参照してください。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

ポイント

14.2.2.5 swstcancelrest(リストアキャンセルコマンド)

OPCによるリストアの実行をキャンセルします。

コマンドについては、各OSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「各種コマンド」の「swstcancelrest(リストアキャンセルコマンド)」を参照してください。

注意事項

テープからのリストアをキャンセルすることはできません。

14.2.2.6 acmtpcancelrest(テープリストアキャンセルコマンド)

名前

acmtpcancelrest - テープリストアのキャンセル

形式

機能説明

テープからのリストアの実行をキャンセルします。

オプション

-gオプション、-vオプション、-tオプションのいずれも指定されなかった場合、世代管理しているバックアップ履歴のリストアをキャンセルします。

-n

ロググループに対するテープからのリストアの実行のキャンセルを指定します。この場合、オペランドには、ロググループ名を指定します。

-g Generation-No

リストア中のデータの相対世代番号を指定します。

-v、-tオプションと同時に指定することはできません。

相対世代番号については、14.2.2.8 acmtpreqstat(テープ実行履歴表示コマンド)で-lオプションを指定して確認してください。

-v Version-No

リストア中のデータの絶対世代番号を指定します。

-g、-tオプションと同時に指定することはできません。

絶対世代番号については、14.2.2.8 acmtpreqstat(テープ実行履歴表示コマンド)で-lオプションを指定して確認してください。

-t Backup-Time

リストア中のデータの日数管理開始日時を指定します。

-g、-vオプションと同時に指定することはできません。

日数管理開始日時については、14.2.2.8 acmtpreqstat(テープ実行履歴表示コマンド)で-lオプションを指定して確認してください。

日数管理開始日時は「"YYYY/MM/DD hh:mm:ss"」の形式で指定します。「"YYYY/MM/DD hh:mm:ss"」は以下の形式となります。

YYYY:年(4桁)

MM:月(2桁)

DD:日(2桁)

hh:時(2桁)

mm:分(2桁)

ss:秒(2桁)

-r Restore-Device-Name

業務ボリューム以外のデバイスにリストアした場合、そのデバイス名を指定します。

デバイス名については、14.2.2.8 acmtpreqstat(テープ実行履歴表示コマンド)で-lオプションを指定して確認してください。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、ブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。
RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

14.2.2.7 swstreststat(リストア実行状況表示コマンド)

ディスクからのリストアの実行状況を表示します。

コマンドについては、各OSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「各種コマンド」の「swstreststat(リストア実行状況表示コマンド)」を参照してください。

注意事項

テープからのリストアの実行状況は表示されません。

14.2.2.8 acmtpreqstat(テープ実行履歴表示コマンド)

名前

acmtpreqstat - テープ実行履歴の表示

形式

機能説明

テープマネージャーで現在実行中の処理の実行状況を表示します。

本コマンドでは、以下の処理の実行状況を表示します。

本コマンドは、実行された処理の最新の情報から順に表示します。

オプション

-n

ロググループに対するテープ実行履歴情報の表示を指定します。この場合、オペランドには、ロググループ名を指定します。

-l

テープ実行履歴情報に加え、各コマンドを実行したときに指定したコマンドオプションを表示します。

-v

テープ実行履歴情報を詳細に表示します。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、ブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

省略した場合は、すべての業務ボリュームのテープ実行履歴を表示します。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。
RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

14.2.2.9 acmhistdisp(履歴情報表示コマンド)

名前

acmhistdisp - 履歴情報の表示

形式

機能説明

バックアップした履歴情報を表示します。

世代管理の情報は“Generation Management Backup”の出力の後に表示します。日数管理の情報は、“Day Management Backup”の出力の後に表示します。

オプション

-n

ロググループによるバックアップ履歴情報表示を行うことを指定します。この場合、オペランドには、ロググループ名を指定します。

-l

テープへのバックアップ履歴情報を詳細に表示します。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、ブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

省略した場合は、すべての業務ボリュームのバックアップ履歴情報を表示します。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。
RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

14.2.2.10 acmhistdel(履歴情報削除コマンド)

名前

acmhistdel - 履歴情報の削除

形式

機能説明

バックアップの履歴情報を削除します。

ディスクのバックアップ履歴の場合、削除された履歴のバックアップボリュームは解放され、空きバックアップボリュームになります。

テープのバックアップ履歴の場合、テープサーバが保持している履歴情報が削除されます。
ただし、本コマンドを実行した時点ではテープ内のデータが削除されていませんのでご注意ください。
テープ内のデータが削除されるのは、テープサーバが保持している履歴情報が削除された後に、TSMのexpireコマンドが実行されたときです。expireコマンドは、TSMのサーバオプションファイルである"EXPInterval"で設定されている時間ごとに自動で実行されます。
詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書』の「テープサーバのカスタマイズ」の「サーバオプションファイルの設定」を参照してください。

また、TSMのexpireコマンドを手動で実行することもできます。

tsm> expire inventory wait=<yes/no>

waitに「yes」を指定すると、フォアグラウンドでコマンドを実行します。「no」を指定すると、バックグラウンドでコマンドを実行します。(デフォルトは「no」です。)
コマンドの詳細については、TSMのマニュアル『Tivoli Storage Manager for Solaris 管理者解説書』を参照してください。

ただし、expireコマンドでテープ内のデータを削除した場合でも、データが削除されて空きになった領域の後ろにバックアップデータが存在するとき、その空き領域は再利用されません。

Symfoware用の業務ボリュームの履歴情報を削除する場合、リカバリ制御ファイルについても削除されます。

ディスク・テープの両方にバックアップ履歴が存在する場合、どちらかのみ削除することもできます。

オプション

-g Generation-No

削除する世代管理のバックアップ履歴情報の相対世代番号を指定します。

この本オプションを指定する場合は、-m オプションを指定する必要があります。

-v、-z、-tオプションと同時に指定することはできません。

相対世代番号については、14.2.2.9 acmhistdisp(履歴情報表示コマンド)で確認してください。

-v Version-No

削除する世代管理のバックアップ履歴情報の絶対世代番号を指定します。

-g、-z、-tオプションと同時に指定することはできません。

絶対世代番号については、14.2.2.9 acmhistdisp(履歴情報表示コマンド)で確認してください。

-t TapeCopy-Date

削除する日数管理のバックアップ履歴のバックアップ日時を指定します。

バックアップ日時については、14.2.2.9 acmhistdisp(履歴情報表示コマンド)で確認してください。

バックアップ日時は"YYYY/MM/DD hh:mm:ss"の形式で指定します。

"YYYY/MM/DD hh:mm:ss"は次のような形式となります。

YYYY:年(4桁)

MM:月(2桁)

DD:日(2桁)

hh:時(2桁)

mm:分(2桁)

ss:秒(2桁)

-g、-v、-z オプションと同時に指定できません。

-z

すべてのバックアップ履歴情報を削除することを指定します。

-g、-v、-t オプションと同時に指定することはできません。

-n

ロググループによるバックアップ履歴削除を行うことを指定します。この場合、オペランドには、ロググループ名を指定します。

-m { DISK | TAPE | BOTH }

削除するバックアップデータの世代のうち、どの媒体に格納されたデータを削除するかをMediaに指定します。

  • “DISK”を指定すると、ディスクに保存されたバックアップデータとその履歴情報を削除します。

  • “TAPE”を指定すると、テープに保存されたバックアップデータとその履歴情報を削除します。

  • “BOTH”を指定すると、ディスクとテープの両方に保存されたバックアップデータとその履歴情報を削除します。

テープに保存されたバックアップデータが複数ある場合、そのすべてが削除されます。

このオプションを省略すると、ディスクとテープの両方に保存されたバックアップデータとその履歴情報を削除します。

BOTHは、同時に-vもしくは-zオプションを指定した場合のみ指定可能です。

-emergency

緊急操作モードで動作します。

この場合、OPCのセション確認は行われません。

-mオプションにTAPEを指定した場合は指定できません。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、ブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。

RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

ポイント

14.2.2.11 acmstartsync(バックアップ同期処理開始コマンド)

名前

acmstartsync - バックアップ同期処理の開始

形式

機能説明

バックアップ同期処理(ECによるディスク間のコピー)を開始します。

ロググループ名を指定して本コマンドを実行した場合、そのロググループに含まれる業務ディスクすべてに対してバックアップ同期処理を実行します。途中でコマンドが異常終了した場合は、それまでに実行されたバックアップ同期処理はキャンセルされます。ただし、コマンド実行前にサスペンド状態だった場合は、異常終了しても同期処理をキャンセルしません。

また本コマンドは、ロググループに含まれる業務ボリュームを個別に指定して実行することができます。

GDSの業務ボリュームの場合は、ソフトコピーによって同期処理を行うこともできます。

オプション

-Xgds-softcopy

SDXオブジェクトのバックアップ同期処理をアドバンスト・コピー機能ではなくソフトコピー機能を使用して開始することを指定します。

アドバンスト・コピー機能使用時に本オプションを指定して差分コピーを開始すると、アドバンスト・コピー処理が停止され、ソフトコピー処理が実施されます。

本オプションはGDS Snapshot連携機能を使用している場合に指定します。

-Xgds-selectcopy

SDXオブジェクトのコピー処理方式をGDSに選択させることを指定します。

本オプションはGDS Snapshot連携機能を使用している場合に指定します。

-n

ロググループに対してバックアップ同期処理開始を行うことを指定します。この場合、オペランドには、ロググループ名を指定します。

-Xdevmap Device-Map-File

出力先バックアップボリュームを指定してバックアップ同期処理を開始することを指定します。オペランドには、業務ボリュームと出力先バックアップボリュームの組を記述した、デバイスマップファイル 名を指定します。このオプションを指定しない場合は、出力先バックアップボリュームは自動的に選択されます。Device-Map-Fileに指定するファイル名には、各国語文字が含まれてはいけません。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、ブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。
RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

ポイント

14.2.2.12 acmcancelsync(バックアップ同期処理キャンセルコマンド)

名前

acmcancelsync - バックアップ同期処理のキャンセル

形式

機能説明

ECによるコピー中または等価性維持状態のバックアップ同期処理をキャンセルします。

ECコピー中または等価性維持状態またはサスペンド中のバックアップボリュームを指定して同期処理をキャンセルすることができます。また、全同期処理のキャンセルを指定すると、サスペンド状態を含むすべてのバックアップ同期処理をキャンセルします。

バックアップ同期処理実行中に何らかの異常を検出した場合、コピーは正常に終了しません。その場合、本コマンドを用いてバックアップ同期処理をキャンセルします。異常発生の有無については、14.2.2.13 acmsyncstat(バックアップ同期処理実行状況表示コマンド)で確認することができます。

本コマンドは、ロググループに含まれる業務ボリュームを個別に指定してバックアップ同期処理をキャンセルすることができます。

オプション

-n

ロググループに対するバックアップ同期処理のキャンセルを行います。この場合、オペランドには、ロググループ名を指定します。

-emergency

緊急操作モードで動作します。

この場合、ECのセション確認およびセションキャンセルは行われません。

-bd Backup-Device-Name

特定のバックアップボリュームに対する同期処理のキャンセルを行います。この場合、オペランドにコピー先のバックアップボリューム名を指定します。-nオプション、-allオプションと同時に指定することはできません。指定するデバイスは、ブロックデバイス名を指定します。

-all

業務ボリュームに設定されているすべての同期処理のキャンセルを行います。-bdオプションと同時に指定することはできません。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、ブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。
RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

14.2.2.13 acmsyncstat(バックアップ同期処理実行状況表示コマンド)

名前

acmsyncstat - バックアップ同期処理の実行状況の表示

形式

機能説明

バックアップ同期処理の実行状況(コピー中、等価性維持状態、サスペンド状態)を表示します。

1つの業務ボリュームに複数の同期処理が存在する場合、すべての同期処理の状態を表示します。

オプション

-n

ロググループに対するバックアップ同期処理の実行状況表示を指定します。この場合、オペランドには、ロググループ名を指定します。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、ブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

省略した場合は、すべての業務ボリュームのバックアップ同期処理実行状況を表示します。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。
RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

14.2.2.14 acmexecstat(実行状態表示コマンド)

名前

acmexecstat - 実行状態の表示

形式

機能説明

各業務ボリュームで実施されているコマンドの実行状態を表示します。OPC/ECまたはGDSのソフトコピーが実行中の場合は、その実行状況を表示します。テープへのバックアップ/リストアが実行中の場合は、その実行状況を表示します。世代管理の情報は“Generation Management Backup”の出力の後に表示します。日数管理の情報は、“Day Management Backup”の出力の後に表示します。

オプション

-n

ロググループに対する実行状態表示を指定します。この場合、オペランドには、ロググループ名を指定します。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、ブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

省略した場合は、すべての業務ボリュームの実行状態を表示します。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。
RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

14.2.2.15 acmcanceltrk(トラッキングキャンセルコマンド)

名前

acmcanceltrk - トラッキングのキャンセル

形式

機能説明

QuickOPCのトラッキング処理を停止します。

オプション

-copy

物理コピーが動作中の場合、物理コピーも停止する(すなわち、OPCセッションを解除する)ことを指定します。
バックアップ履歴となっているバックアップボリュームの場合は本オプションを指定することはできません。コピー先ボリュームがバックアップ履歴となっているボリュームの場合は、事前に14.2.2.10 acmhistdel(履歴情報削除コマンド)によって履歴情報を削除してください。

-emergency

緊急操作モードで動作します。

この場合、トラッキング処理の確認およびトラッキング処理・OPCセッションのキャンセルは行われません。

-bd Backup-Device-Name

特定のバックアップボリュームに対するトラッキング処理のキャンセルを行います。この場合、オペランドにバックアップボリューム名を指定します。-allオプションと同時に指定することはできません。

-all

業務ボリュームに設定されているすべての同期処理のキャンセルを行います。-bdオプションと同時に指定することはできません。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、ブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

14.2.2.16 acmtrkstat(トラッキング実行状況表示コマンド)

名前

acmtrkstat - トラッキング実行状況の表示

形式

機能説明

トラッキング処理の実行状況を表示します。

1つの業務ボリュームに複数のトラッキング処理が存在する場合、すべてのトラッキング処理の状態を表示します。

オプション

-n

ロググループに対する実行状態表示を指定します。この場合、オペランドには、ロググループ名を指定します。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、ブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

省略した場合は、すべての業務ボリュームのトラッキング処理実行状態を表示します。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。
RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

14.2.2.17 swstdrvset(ドライブ文字割当てコマンド)

Windowsの場合、デバイスに対してドライブ文字を一時的に割り当てます。

コマンドについては、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「各種コマンド」の「swstdrvset(ドライブ文字割当てコマンド)」を参照してください。

14.2.2.18 swstdrvunset(ドライブ文字割当て解除コマンド)

Windowsの場合、デバイスに割り当てられているドライブ文字を解除します。

コマンドについては、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「各種コマンド」の「swstdrvunset(ドライブ文字割当て解除コマンド)」を参照してください。

14.2.2.19 swstdismount(マウント解除コマンド)

Windowsの場合、指定したボリュームのマウントを解除します。

コマンドについては、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「各種コマンド」の「swstdismount(マウント解除コマンド)」を参照してください。

14.2.2.20 swstvolunlock(ボリュームロック解除コマンド)

Windowsの場合、ボリュームのロックを解除します。

コマンドについては、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「各種コマンド」の「swstvolunlock(ボリュームロック解除コマンド)」を参照してください。

14.2.2.21 swstvollockstat(ボリュームロック情報表示コマンド)

Windowsの場合、ロックされたボリューム情報を表示します。

コマンドについては、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「各種コマンド」の「swstvollockstat(ボリュームロック情報表示コマンド)」を参照してください。