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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.2 運用手引書テープバックアップ連携編

16.1.5 SDXオブジェクト運用の注意

SDXオブジェクトのバックアップ運用では以下の注意点があります。

acmbackup(バックアップ実行コマンド)

SDXオブジェクトをスライス単位で運用する場合、以下の注意点があります。

次のような場合、バックアップを行うことはできません。このような場合は、出力されるメッセージの[システム管理者の処置]にしたがって対処してください。
SDXオブジェクトが以下の状態でないとき。

次のような場合、前後処理スクリプトは実行されません。

acmrestore(リストア実行コマンド)

SDXオブジェクトをスライス単位で運用する場合、以下の注意点があります。

業務ボリュームがSDXオブジェクトのスライスで、シングルボリュームでない場合は、本コマンドによるリストアはできません。これは、ミラー状態のボリュームに対してアドバンスト・コピーができないためです。
SDXオブジェクトの業務ボリュームへの復旧は以下の手順で実施してください。

  1. バックアップ履歴一覧画面/履歴情報表示コマンドで、バックアップボリュームを確認します。

  2. ddコマンドでリストアしたいボリュームにコピーします。