ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.2 運用手引書テープバックアップ連携編

6.4.5 デバイスの運用種別設定

バックアップを行いたいSymfowareのデータベーススペースを構築したスライスを業務ボリューム、バックアップ先となるボリュームをバックアップボリュームとして定義します。

業務ボリュームの設定

14.2.1.3 acmdevinfoset(デバイス情報設定コマンド)を用いて、バックアップを行いたいSymfowareのデータベーススペースを構築したスライスを、業務ボリュームとして定義します。

ロググループの場合は、ロググループに含まれるすべてのデータベーススペースが配置されているスライスを、それぞれ個別に業務ボリュームとして登録する必要があります。ひとつでも登録から漏れるとAdvancedCopy Managerは登録から漏れたデータベーススペースをバックアップすることができず、データベースのリカバリ時に表間のリレーションの整合性が保てなくなります。

Symfowareのデータベーススペースが設定されていないデバイスを、Symfoware用の業務ボリュームとして設定することはできません。

注意

バックアップボリュームの設定

14.2.1.3 acmdevinfoset(デバイス情報設定コマンド)を用いて、バックアップ先とするバックアップボリュームを設定してください。既にバックアップボリュームを登録してある場合は、この操作は不要です。

バックアップ管理が必要とするバックアップボリュームの本数については、「6.2.4 バックアップボリュームの準備」を参照してください。

注意

バックアップボリュームとして登録したパーティション(スライス)の構成などを変更する場合は、構成を変更する前に一旦バックアップボリュームの登録から削除し、構成変更後に再度Storageサーバ配下のデバイス情報の取り込みを行ってから、14.2.1.3 acmdevinfoset(デバイス情報設定コマンド)で登録する必要があります。